デンマーク人が1年で最も楽しみにしていると言っても嘘ではない・・・それはクリスマス。準備は既に始まっています。今回はその中のいくつかをご紹介しましょう。
• Adventskrans:伝統的なもので、クリスマスまでの4回の日曜日に灯す蝋燭をリースに飾ります。
•Kalenderlys:12月1日から毎日灯すろうそくの飾りを作ります。1本の蝋燭の横に日にちがプリントされていているものを使う人が多いです。
•クリスマスデコレーション:ハートの形やかわいいニッセなどを家中に飾りつけます。
•クリスマスカレンダー:子供のいる家族は、12月1日から24日までチョコレートやお菓子が、ひとつずつ箱の小窓を開けながら楽しむものを用意する人が多いです。小さなおもちゃのパーツが入っているのもあり、毎日一つずつ組み立てていくものも最近はヒットです。
•アドベントカレンダー:クリスマスまでの4回の日曜日にもらえるプレゼント。子供だけでなく、大人も最近はこれを送り合う人もいるようです。お店では、アドベントカレンダー用のワインなどがラッピングされていました。
•Pakkekalender:毎日小さなプレゼントをもらいます。子供のいる家族が主ですが、毎朝起きるのを楽しみにしている子供の顔は可愛いですよ。
•pakkeleg:クリスマスイヴの食事の後に、サイコロを振って遊ぶ時のプレゼント。決して高いものではなく、ユーモアあふれたプレゼントを包んでゲームの後に大笑いするのがどこの家でも行われるクリスマスイブのイベントです。•クリスマスツリー:いつ買うかは、そこの家によって違いますが、早く買いすぎると、ツリーの葉が落ちてしまうので、買うタイミングに注意ですね。
•クリスマスプレゼント:一緒にクリスマスを過ごす家族たちからウィッシュリストをもらい、その中から予算に合ったものを買います。デンマークでは、プレゼントが気に入らなかったり、同じものをもらっても、交換できるサービスがあるので、それほど心配しなくても大丈夫。
•お菓子作り:klejner, fedtlaget, pebernødder, brunkager, konfektなどと言われるクッキー菓子などを作ってちょこちょこ食べています。
•クリスマスカレンダーのテレビを見る:毎年1日からさまざまなテレビ局でドラマが放送されます。再放送を流すテレビ局もありますが、今年のTV2は20時からkometernes julが放送されるそうです。これもどの家族も毎晩楽しみにしているので、ぜひ見てくださいね。大人向けには、TV2 ZULUでNatholdets julekalender を放送するそうですが、ミュージシャンとビールのスペシャリストが24本のビールを飲むそうですが、きっと酔っ払ったおかしな光景が見れるんでしょうね。
ハローウィンを待たずにお店にはクリスマス用品が並ぶデンマーク。クリスマスまでに疲れちゃうのですが、それでもやっぱり今年も楽しみです。
ライター:nao@でんまーく