近年のリトアニアは、カード中心の社会。しかし現金が全くいらないかといえば、そうでもありません。
筆者が現金を使う場面は、カードが使えない野外マーケットの露店と、レストランのチップ、あと町をまたぐバス移動で小さなミニバンタイプだと、現金支払い必須の場合もたまにあります。それから、スーパーマーケットで大きな買い物カートを使うときにも、1ユーロコインがあると便利です。
しかしそれ以外に現金を使う場面って、それほど多くない気がします。そのため、現金は必要最低限あれば十分でしょう。
リトアニアで過ごす際、あると便利なのはデビットカード。リトアニアでは銀行がデビット機能付きのキャッシュカードを発行しています。金額がそれほど多くなければタッチ式の支払いにも対応しているので、普段の買い物くらいならカード一枚で完結するのがうれしいポイントです。
ちなみに、ワーホリ滞在者はリトアニアの銀行を開設することが難しいため、あらかじめ日本の銀行でデビットカードを用意してくるか、リトアニアの送金サービスPayseraを登録し条件を満たしておくと、デビットカードを発行してもらえますよ。Payseraは銀行口座と同様の感覚で使えておすすめです。
そんな筆者のお財布は、こんな感じ。基本的にクレジットカードと現金を分けて持ち歩いています。
カード入れは、以前使っていたスマホケースをそのまま活用。財布も小さながま口タイプをコインケースにし、大きながま口にお札とパスポートを入れています。
スーパーなどのポイントカードは持っていませんが、最近はアプリで完結することも増えている様子。市内バスや電車に乗る際は、Trafiというアプリにカードを登録しておけば、紙のチケットいらずで使用可能です。
デビットカード自体、スマホのGoogle PayやApple Payに登録してしまえば、もはやスマホだけでなんでも出来てしまいますね。
基本的にデビットカードがあれば、街中のATMで好きなときに引き出しができます。なので日本からリトアニアを訪れる際は、カードを念のため2〜3枚持っていればOK。あとはアプリを賢く活用しながら、スマートに町歩き・観光を楽しんでくださいね。
ライター:のり@リトアニア
自然と手仕事を愛する人。”sumiyas”という屋号でライター、草木染、編み物などをやっています。
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