日本から海外へ移り住むと、初めての光景にびっくりすることって、色々あるものですね。
今回は、筆者がリトアニア滞在で見た「驚きの光景」を、3つご紹介します。

・あちこちに佇む教会と、ユニークな十字架
かねてより自然崇拝が根付いてきたリトアニアは、ヨーロッパで最後にキリスト教を受けいれた国。しかし今では敬虔なキリスト教徒が多く、どんなに小さな町を訪れても、必ずひとつは立派な教会を目にすることができます。
特に、首都ヴィリニュスの旧市街における教会の多さときたら! ちょっと歩けばすぐに見つけることができますよ。華美な装飾が目を惹く教会から、どこかオリエンタルな雰囲気の漂うロシア正教会まで。
教会に関して、建物以外に注目すべき点は十字架のデザインです。自然崇拝の名残から、太陽や星といった、自然のモチーフを十字架に盛り込んだものが多数あります。木彫り・鉄工の職人さんが丁寧に仕上げた十字架は芸術品そのものです。
ヴィリニュスを訪れた際は、街歩きをしながら教会の美しさを楽しんでみてはいかがでしょうか。

・乳製品の多さ
リトアニアは、酪農が盛んです。牛乳はもちろん、コッテージチーズやサワークリーム、ケフィルのような、豊富なラインナップが揃います。こちらの写真は、Rimiというスーパーに並ぶ、棚いっぱいのヨーグルト。はじめて目にしたときは「こんなにあるの?」と驚いたものです。プレーンなタイプから果実味、オートミール入りまで、バラエティはとても豊富ですよ。
また、リトアニアの田舎道を車で走れば、牧草をはむ牛たちの姿をみることもできます。とても平和な光景です。

・山がない!
ここリトアニアで標高の高い場所といえば、丘。国内最高峰でも200mちょっとしかなく、ほとんど高低差のない、なだらかな地形が特徴です。そのため、すこし小高い場所へ登ると、うつくしい景色を一望できるのがいいところ。
たとえば、ヴィリニュス旧市街にある「3本の十字架の丘」からは、旧市街の趣を楽しめますし、地方の小高い丘を登れば、どこまでも広がる森と草原の風景を堪能できるんです。
ぜひ、リトアニアで小高い場所を見つけたら、ちょっと登ってみて下さい。きっと素晴らしい景色が待っていますよ。

ライター:のり@リトアニア
自然と手仕事を愛する人。”sumiyas”という屋号でライター、草木染、編み物などをやっています。
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