・ポーランド人とは対等ではない(経験談)
ポーランドの人口のほとんどはスラブ人(ポーランド人、ウクライナ人やベラルーシ人など)で構成されています。アジアの中で多い国籍はインドとベトナムです。
そして、ポーランドは同じ民族以外に対してとても否定的な国です。
2015年の移民危機の際には移民16万人をEU加盟国すべてに振り分けることに合意したにも関わらず、ポーランドでは1人も受け入れなかった過去があります。これはEU法に違反した黒歴史です。
アジア人だからシャワーの使い方がわからない、中国人だからナイフとフォークが使えないなど私が半年で経験しただけでも変わった発言が目立ちます。(悪気はないかもしれません)
これは差別ではなく、単にアジア系の移民が多くないのでアジアへのイメージがあまりないのが原因かもしれません。
ポーランドでは私たちは「外国人だ」という意識を常に持ち行動しましょう!
・対等に扱われる方法はある(主観)
1:男性も女性も大きな声で話す。
これはとても重要で、相手より大きな声で話せば意見が通ることが多々あります。
例えば、法律で決まっている期間が過ぎても滞在許可証が発行されていない。そんなときは移民局に行って相手より大きな声で論理的に話してみましょう! そうすれば、相手は耳を傾けてくれるはずです。
2:男性は筋トレをして体を大きくする。
上の階の方と騒音トラブルになった際にはタンクトップに着替えて体の筋肉を見せて大きな声で近寄ったことで解決しました。以前はそれをしなかったので、相手に怒鳴られて威嚇されて終わっていました。
相手にこの身長が低くて痩せているアジア人は…と思わせるとそこで試合終了な場面もあります。どんなに正しいことを言っていても無視されることもありますし、卑下に扱われる可能性もあります。
筋肉をつけるだけで解決できる問題もあるかもしれません!
3:現地語で話す
これが結局は一番いいと思います。
英語を話すと拒否反応を示す方も多く、不動産を探す際には大変苦労しました。
英語で話した瞬間に電話を突然切られることが続き、結局何件不動産屋に連絡したのかわかりません。
スーパーでもポーランド語で対応できないときは英語で店員に話しかけます。
舌打ちや無視などもときどき起こるので現地語は必ず必要です。これは誰もが努力できることなので、今後の私の一番の課題だと思っています。
・最後に
少数民族への否定的な見方はポーランドのみならず世界各地で起こっています。
なので現地での生活を豊かにするためには、自分が努力するしかないのです。
暗い話になりましたが、ポーランドは優しくておしゃべりな人が非常に多い印象です!
困っていると助けてくれる人も多く、フレンドリーな人も多いと思います!
ただ、それにあやかるのではなく、個人で努力を続けてよりポーランド社会に溶け込めるように努力していけたらいいと思っています。
少しでもこの記事が皆様のポーランド滞在の参考になれば幸いです。
ライター:ルイージ@ポーランド
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