カナダはここ10年ほどで、急激に不動産屋物価が高騰。日本よりもずっと物の値段が高く、年々住みにくく
なってきていると感じています。なので、留学やワーホリに来る方にとって、物価の高さは死活問題。予算によって行く都市を決めなければいけません。
今回は、西の大都市バンクーバーと東代表トロントの生活費の目安をご紹介したいと思います。
特に不動産の高いバンクーバーでは、一人暮らしはとても難しく、大抵ホームステイやシェアになります。シェアの場合、ダウンタウンでも郊外でも最低月に$600〜700以上はかかります。
この上に、光熱費、通信費、食費、交際費など加算すると、相当な金額になります。
時に高く感じる食費ですが、セール品や安いお店などでの購入でずいぶん節約できるとは思いますが、それでも一人最低でも、$300はかかると見ておいてください。
ここで特筆すべきことは、外食には税金やチップなどがかさみ、かなり高くつきますが、自炊することで基本的に食材への税率が外食よりも安くなるので、かなり節約できるということ。
また、通信費もピンキリ。最低でも$50〜はかかるので、賄いの出るレストランなどでバイトして食費を削ったり、ダウンタウンに住んで交通費を削ったりと、色々と節約方法はあります。
バスパス代も月100ドル近くかかりますので。
ホームステイは大抵3食込みで最低$800以上。通信費は自腹になりますが、食費、光熱費がかからないことを考えるとやはりお得感はあります。
トロントの場合もバンクーバーに比べると少しだけ安くなりますが、シェアハウスで大体$500〜600。トロントはこれからさらに不動産が上がる可能性がありますので、よって値段が上がる可能性大です。
食費、光熱費、通信費などはバンクーバーと大差なく、ほぼ同じような感じになります。ただ!トロントの地下鉄、バスなどのパスは、バンクーバーよりも高く、$140ほどします(語学学校などを通して購入すると割引があるようです)。なので多少高くても交通機関を使わなくて済むところへ住むのも一つの手です。
田舎へ行けば行くほど、家賃や物価が安くなるのは常識ですが、その分仕事探しには苦労します。
またカナダの場合、気候的に寒さが以上に厳しかったり、車がないと暮らせなかったりと、やはりある程度の都会がワーホリや留学には向いています。
有名な観光地、バンフやナイアガラといったところでは、働きながら寮に住めるところもありますので、観光業に従事したい人にはもってこいの都市だと思います。
私個人的にカナダで高いな、と思うのが紙類。
ティッシュやトイレットペーパー、キッチンペーパーといった紙類が異常に高く感じます。
住んでるとどうしても日々かかってしまう生活費ですが、限られた予算を賢く使って少しでもカナダ滞在が有意義になりますように。
最後に、写真は、推定7億円のお友達の家からの絶景。こんな景色を毎日リビングから見られるなんて夢のようです。
ライター:yuki@バンクーバー