カナダへはたくさんの航空会社が日本から就航しています。今回はカナダに行く航空券についての
情報をご紹介したいと思います。
カナダの西の玄関口、バンクーバーへは、成田、羽田、関空、名古屋からそれぞれ直航便が就航しています(2018年8月現在)。
言わずと知れた成田には、JAL、AIRCANADAが就航しており、羽田へはANAが飛んでいます。
この中でANAが大人気。その人気の秘密は羽田便だということ。また他の便に比べて出発到着の時間帯が全然違います。
まず、日本初が午後10時とかなり夜遅い出発なので、その日1日を有効に使える上、カナダ到着は夕方。カナダに朝到着する他の便に比べて、時差ボケが起きにくという利点があります。
また羽田のアクセスの良さから、日本各地からの国内線の乗り継ぎや東京でのステイにはかなり便利なようで人気があります。
成田へは、JALの他にAIRCANADAが就航していますが、特質すべきは関空と名古屋。こちらは同じAIR CANADAでもAIR CANADAのLCCである AIRCANADA ROUGEが就航。日本ーカナダ間の直航便運賃ではこの運賃が一番安いです。よって、日本国内から一旦関空や名古屋へ移動。それからROUGEでカナダ入りするとかなり安くできます。
一つ注意すべきことは、ROUGEの就航期間は、5月ー10月までだということ。なので、この期間に出入国する方のみこのルートを利用できます。
またこれ以外にも、韓国経由、中国経由、アメリカ経由などもあり、様々な航空会社がいろいろなルートを出していますので、各社航空券を比較して一発で値段を検索できるものでまず値段を比較してから、自分の要望にあったものを探すのが一番の得策だと思います。
時期や経路、航空会社などによって航空券の変動は大きく、一概にどの便が一番安い、とは言いにくく、特に経由便については経由する回数などによっても大きく値段が変わります。しかし、経由地にてストップオーバーできたりもするので、それを含めて検討して見るのもいいのではないでしょうか。
最後に、筆者個人的にオススメできないのがアメリカ経由。
一旦アメリカでの入国をする場合は、スーツケースに施錠できないなどかなりの制限とともに、入国審査の煩わしさ、カナダのeTa以外にアメリカのESTAも取得しないといけないなど、個人的にアメリカ入国でいい思い出のない私は、できるだけアメリカを通らないルートでカナダ入りします。
しかし、カナダ在住の方の中には、一旦車でシアトルまで移動、そこから飛行機で日本へ行く方もいます。(その方が安い場合も多々ある)
同じように、日本からシアトルへ一旦入国して、そこからバスなどでカナダに入る道もあります。
最近の政治変動(大統領が代わって)から、特に出入国が厳しくなったと感じるアメリカは、すぐ近くですが、できれば国境は陸でも空でも通過したくないな、というのが筆者の個人的な感想です。
ライター:yuki@バンクーバー