ワーキングホリデーという1年間の限られた時間をどう使うかによって、帰国後に人生が大きく変わることも少なくありません。
また、この1年の間に英語力がどこまで伸びるのか、これもご本人の努力と過ごし方によって大きく変わります。そして大きく飛躍した英語力は、帰国後も生かすこともできます。
ワーホリ期間はきっちり1年で、合法的に働けるのも1年間だけですが、その間にワークビザのオファーをもらい、そのままワークビザへ切り替えてカナダに残る人もいます。
日本人のヘアスタイリストなど、手に職のある人などにはかなり窓口がひらけていると感じます。またレストランなどで調理や、専門的な技術や知識は、カナダでも大いに役立つでしょう。
日本人看護師が、カナダでの看護師の免許を取り直してこちらでナースとして活躍している人もいますよ。
また、ワーホリ終了後、滞在しながら学生ビザや観光ビザへ延長することも可能で、多くの人が1年以上滞在します。渡航後すぐに仕事をして、ワーホリが切れた後は学生ビザへ変更して語学学校へ改めて通いだすことも可能です。
また、滞在中にヨガティーチャーの資格や、子供に英語を教える資格をなどと言った「資格を取る」ことも可能で、これらの資格で、日本に帰国後の未来を大きく広げることも。
中国人コミュニティーが多いバンクーバーでは、本格的な鍼灸や漢方薬について学べる学校もあり、日本人鍼灸師が誕生しています。これらの資格はちゃんと鍼灸師、ドクターの免許になり開業することができます。
現地には様々な専門学校や資格取得方法などありますし、習い事も気軽にどこでもできます。
地域にあるコミュニティーセンターや、ネットなどを上手に使って是非自分のしたいこと、見つけてみてください。
コミュニテジーカレッジなどでも、大人向けに多くの講座などを提供しており、日本人でパティシエやマッサージセラピストになった人もいますよ。
可能性は本当に無限大。この1年間を有意義に過ごすも、ダラダラ過ごすも自分次第でどうにでもなります。一番のキーポイントは情報。人脈も侮れません。自分の未来を描きながら、しっかりとカナダでの生活、楽しんで欲しいと思います。
最後に、写真はいちご狩り! この時期はいちご、ブルーベリー、ラズベリーピッキングが楽しめます。
ライター:yuki@バンクーバー