カナダは、他の国に比べると人種による差別がとても少なく感じます。と言うのも、人口の40%は移民と言われてるバンクーバーでは差別などしていたら日常生活が送れなくなるほど、あらゆる人種がいりみだり生活しているからだと思います。
しかし、新天地と夢と希望を持ってやって来た移民も、入国後に見えない社会格差を目の当たりにすることは少なくありません。それほど移民にとって仕事を見つけると言うことが簡単ではないのです。

以前もテレビ番組で取り上げられてましたが、母国で医者であろうと、弁護士であろうと、カナダではその資格を使うことができないため、移住後、取り急ぎ警備員をしていると言う元医者の方がインタビューに答えていました。
言葉の問題ももちろんありますが、やはりカナダで生まれ育った人と、後から入って来た人では見えない社会格差があると言うのが現状です。また、私自身がこちらに住みだして18年目で強く感じるのですが、日本以上に生活格差が多いように思います。

例えば、働かずしてガバメントからベネフィットをマックスで取得し生活するいわゆる低所得層、サラリーマンなどで真面目に働きながら高額な税金を真面目に納める中間層、不動産売買などで突然莫大な財産を築いた成金をはじめ、世界中からカナダに移民して来るお金持ち集団などの富裕層、これらの生活層が一般的に交わること、触れ合うことはほどんとないように感じられます。

例えば、富裕層の住む地域の子供達が通う学校には、低所得層と言われる子供達はまずいません。それとは反対に、低所得層の地域の学校に富裕層の子供たちはいません。
ところが、バンクーバーダウンタウンなどの、富裕層向け住宅地域と、超低所得地域が隣接している地区にある学校などでは、ベンツで学校へ来る子供がいる一方、働かない親の元で育った子供たちもいます。こう言う地域ではよく揉め事が起こってると見ていて感じます。

カナダならではの社会格差を肌で感じるのも、ワーホリで経験できる一つとしていい経験になりますように。

ライター:yuki@バンクーバー


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