カナダの定番といえば、誰でも知ってるメイプルシロップではないでしょうか? 現にお土産としての人気は高いです。
メイプルシロップはもちろんMade in Canada。そして小麦もカナダを代表する国産品。しかしこれ以外にカナダ国産のものって実はあまりありません。。。。
カナダも日本同様、Made in Chinaがあちこちに浸透しています。
お野菜やお魚といったものなども、よく表示を見ないと中国などのアジアから輸入されたものがたくさんあります。グロサリーストアなどでは、生産地を表示してあることが多いので、地元産のお野菜などを積極的に取り入れる(地産地消)が、現地での流行りになってます。
サーモンもカナダを代表する国産品の一つでとても食材としてポピュラーなイメージがありますが、
実はここでとれたサーモンからのイクラなどはこちらでは食べられず、みな日本などへ輸出されています。
サーモンもしょっちゅう食卓へ上がるということがあまりありません(高額のため)。そもそもグロサリーストアへ行けばわかりますが、魚売り場の規模が小さすぎて、いかに魚がここで食べられていないかということがよくわかります。
バンクーバーのあるBC州にはじつはワイナリーが多数あり、隠れたワインの名産地でもあります。地元のMade in canadaのワインは、日本へのお土産にも大変喜ばれると思いますよ。
アイスワインと呼ばれる、凍ったぶどうから造られるワインも人気があります。これもカナダ産です。
またクラフトビール人気で、小さな手作りビール屋さんが至る所にあります。お酒がものすごく高いカナダでは、ワインやビールを自分たちで手作りする人がすごく多いです。自分たちが楽しむ分だけ生産するため、防腐剤なども入れることなく、安く安全なお酒が楽しめるとあって現地では人気があります。
このように国産の多くは生鮮食品やお酒などの食品が最も多く、それ以外に特筆するべき国産品って
本当になかなか思いつきません。ちなみに、国産ではありませんが、ジンジャエールはカナダ発祥のもので全世界で愛飲されています。
ライター:yuki@バンクーバー