カナダはCAD$と表示される、カナダドルです。今回はそんなカナダドルについて書いてみたいと思います。

カナダのお金は、セント単位のコインと1ドル、2ドルコイン、あは$5、$10、$20、$50、$100の紙幣になります。特筆すべきは、紙幣。カナダではプラスチックのお金で、紙ではありません。
カナダの極寒地は、マイナス30度以下になるところも少なくないのに、このプラスチック紙幣は凍って割れないのかというのが気になるところですが、透けている部分があったりしてなかなか綺麗なお金です。

問題は、今まで慣れた紙の紙幣と違って、扱うのに慣れが必要な事。まず折り曲げるのが非常に困難です。お年玉という習慣はここにはありませんが、万が一あったとしても綺麗に折りたたんで封筒に入れるなんて難しくてしかたありません。
また、お札どうしがくっつくので、慌てていると、間違って余分にお札を支払うなんてこともよく起こります。支払う際は、しつこいほど枚数を数えましょう。

コインには、それぞれ愛称がついています。
数年前から1セントコインが廃止になり、現金での支払いは自動的に四捨五入され、全て5セント刻みとなったので、世間からペニーと呼ばれていた1セントコインが消えました。道端で1セントコインを拾ったらラッキーペニーといって大事にとっていたのに、そんなペニーも見つけることができなくなりました。

コインの愛称ですが、5セントコインはニッケル。なぜか5セントよりも小さいのが10セントコインでダイムと言います。25セントコインはクオーター。
1ドルコインはルーニー、2ドルコインはトゥーニーと呼ばれていて、某チキンファーストフードなどではトゥーニーチュウズデイ、という2ドルでチキンが食べらる日、などもありました。
愛称を覚えておくと便利です。

カナダの25セントコインは様々な記念コインがしょっちゅう発行されます。中でも色のついたカラフルなコインは大人気。写真の赤だけでなく、緑や黄色といった色のついたコインもあります。デザインも凝っていてコレクターがたくさんいますし、お土産として持って帰っても喜ばれますよ。

ちなみに、お隣のアメリカも1ドル、2ドルコイン以外のコインはほぼ形状が同じなので頻繁に出回っています。しか〜し、ここ数年アメリカドルがどんどん高くなり、カナダドル安が続いています。そうするとアメリカコインが出回る機会がめっきり減りました!そりゃ、アメリカコインの方が今は価値が高いですからね。

最後に、これを言ってはおしまいな気がしますが、日本に比べるとカナダは信じられないくらいのカード社会。現金をたくさん持ち歩いている人は残念ながらほとんどいません。現金に出番が極端に少ない印象です。
日本で生まれ育った私としては、現金でのやりとりの方が買い物した気がするんですけどね。

ライター:yuki@バンクーバー


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