バンクーバーに於ける非白人の占める割合は、この先59%まで上昇するだろうと言われています。
そのため、様々な文化が混ざり合い、人々は尊重しあって生活していますが、多くの移民の中でも中国系移民がトップの割合を占めるカナダでは、1月1日、新暦の正月お正月よりも旧正月のほうが断然盛り上がります。
この時期、バンクーバーに滞在するチャンスがあれば、このチャイニーズニューイヤーを楽しんでみてはどうでしょうか??
Chinese カレンダー、つまり日本でいう旧暦(太陰暦)の元旦が旧正月。旧正月は毎年日時が変わり、毎年だいたい1月21日ごろから2月20日ごろまでの間に旧正月がきます。中国文化圏出身の人にとって旧暦(太陰暦)元旦は太陽暦1月1日よりも大事な日なのです。ただし旧正月だからと言って、学校や仕事がお休みになったりはしませんが、チャイナタウンを始め、アジア系のモールなどでは年に1度のお祭り騒ぎが始まります。
また、カナダポストでも毎年干支の切手を販売するほど、アジアの文化が自然と混じり合っています。
チャイニーズニューイヤーのテーマカラーは何と言っても赤。旧正月前には、アジア系スーパーなどでは赤と金のディスプレがはじまります。
日本のお年玉のようなものももちろんあり、その際には赤いポチ袋に現金を入れて渡すのが定番のようです。
このほか、チャイナタウンや大きなモールでは、日本の獅子舞のようなLion DanceやDragon Danceと呼ばれるパフォーマンスや、チャイニーズニューイヤーパレードが開催されます。
バンクーバーダウンタウンのチャイナタウンでも毎年かなり大きなイベントが開催されます。
とにかくここは本当にカナダなのか?と疑ってしまうほど。日本人にもなじみやすいチャイナタウンがその日は特に中国としか思えない感じになり、かなり異国感を味わうことができますよ。
ちなみに写真はビクトリアのチャイナタウン。こちらもこじんまりとしていながら、メイン通りの裏通りなどにあるお店が可愛くて、結構はまります。
カナダにいる際に、世界中の様々な文化に是非触れてみてくださいね。
ライター:yuki@バンクーバー