20161112-caお酒好きな方には少々、つらいカナダ。それというのもまず、お酒が気軽に買えません。

お酒は、必ずリカーストアで買うことになります。そしてこのリカーストア、営業時間が日本のそれとは雲泥の差。限られた時間しか開店していません。また購入にはほとんどの場合ID(免許やパスポートなど)が必要になりますので、必ず持参してください。

お酒自体のお値段も高額ならば、税金も高い。そして外食時に飲もうもんなら、これまた金額も税金も高い。そしてお酒自体、基本的に屋外では飲めません。飲みながら歩く、なんてのはできません。また、ホッケー観戦などの会場でも、お酒を飲める席は決まっており、そこの席に座らないと一般席では飲酒ができません。

お酒のボトルなどを裸で持ち歩くのも厳禁で、リカーストアなどでも必ず、外から見えない袋、もしくは紙袋に入れてくれます。なのでカナダでお酒を楽しみながらのお花見やお月見、なんてのは夢のまた夢。車の車内にお酒のカンやボトルを裸でおくのさえもダメです。

なぜにここまでお酒に厳しいのかは謎ですが、日本人が日本で嗜んでる程度、もしくはよく飲むな〜なんていう人はカナダではアル中扱いだ、と酒飲みの日本人に聞きました。
この高いお酒事情の中の救世主は、もっぱら自分でお酒を作ること。ビールやワインを自家製で作る人がいっぱいいます。またそのための専門店もあり、気軽に自分のワインなんかを作ることができます。酒豪の日本人のお友達の家へ行ったら、リビングに見たことないような大きなワインボトルがあり(何十リットルもはいるもの)、自家製ワインだ、といって水のように飲んでおられました。
お酒を全く飲まない私にはさっぱり理解不能ですが、日本に比べるとお酒を好きな方には辛いのが
現状です。

カナダは意外にもワインを生産している農家が多く、特にアイスワインはお土産として人気があります。まるで甘いジュースのようなアイスワインは、高額ですが日本へ持って行かれる方が多いです。
また、BC州郊外にはたくさんのワイナリーもあるので、小旅行でワイナリーを訪れてみるのも楽しいですよ。

ライター:yuki@バンクーバー


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