9月22日午前9時15分頃、メルボルンでM5.9の地震が発生しました。
約8年住んでいるメルボルンで初めての出来事でした。

オーストラリアはプレートの関係でほぼ地震が無い国だと思っていたので、最初の揺れでは気付きませんでした。筆者はマンションの高層階に住んでいるのですが、強風の時にたまに揺れることもあって、今回も似たような揺れだったので最初は気にしていませんでした。しかしこれが結構長く続き、地震だと気づきました。
地震時は以前の記事でも紹介したポータブルサウナに入って汗だくだったので、シャワーを浴びる時間はあるだろうか、持ち物もまとめないと、エレベーターは停まるだろうか、などと考えることが一気に浮上しました。とりあえずバルコニーに出ると隣接するいくつかのビルの住人達もこの異常事態に気づいて、バルコニーに出ているのが見えました。体感時間はとても長く感じましたが、強い揺れは15秒ほどだったようです。幸い、揺れは収まりましたが余震があるかもしれないと一応貴重品はまとめておきました。
不幸中の幸いでメルボルンはロックダウンの最中でそんなに外を出歩く人もおらず、この地震から重傷者は出なかったようです。
今回のことから、地震は少ないといってもこのようにたまたま強い震度の地震は起こるのだと、危機管理を再確認しなくてはと思った出来事でした。

オーストラリアは地震が少ないとあって、シティは高層マンションが立ち並び、地震に耐えられる耐震ビルは少ないのが現実です。もし、さらに強い地震がだったら、もしロックダウンで無かったら、と思うとゾッとします。まったく予期せぬ事態が起こると人はなかなか瞬時に正しい行動に移せないものです。
改めて思ったのが、このような天災もオーストラリアで起こり得るということ。そのために、なんらかの災害によってもし家族と連絡が取れなくなったらなどを想定して危機に対する準備が必要だと強く感じました。

やはり自分を守るのは自分自身です。備えあれば憂いなしでこの機会に耐震対策や防災グッズの用意をしておくと良いかもしれません。コロナ渦、ロックダウン、ワクチン接種、プロテスト騒動、地震など目まぐるしくいろいろな事が起こる最近のメルボルン。
何をすべきかベストなのか冷静に判断して、行動することがとても大切です。

ライター:mii@Aus


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ