実は、ハンガリーに住む前まではドイツに住もうと考えてたんです。というのも、どこかの大学へ留学生として海外に移る予定はなかったですから、自ずとフリーランサーで生きていこうと決めてたので。
だって、ドイツは移民やフリーランスに優しい国として有名じゃないですか?
日本人の移民者もその時から多かったし、まぁ…「ドイツ行けば無難だな」て考えてたんです。
でも、こうしてハンガリーで生活することを選んだんですけど、ハンガリー生活ってぶっちゃけどうなん?と、思うことがこれまたあるんですねぇ。
まずフリーランサーとしての観点から話すと、首都ブダペストは個人事業主やノマドワーカーにとっては最適な場所だと思います。もちろんフリーランスも含めてです。というのも、一番大きい要素として「生活コストの低さ」があるんですよね。
国自体が貧しいですから、日本の物価と比べれば一目瞭然で安価ですし、自炊をするのであれば食事は大体10,000円/月ちょい。携帯代は800円/月くらいですし、カフェで作業をするとしても300〜400円/杯ほど。
家賃はルームシェアだと20,000〜30,000円くらいなので、見たら分かるとおり…とにかく生活コストが鬼安。
私は有り難いことに、日本の企業様と業務受託でお仕事をしてますから、必然的に円を稼ぐことになります。ハンガリーの現地通貨(フォリント)ではなく。しかもこれまた嬉しいことに、現在は「円高フォリント安」なので、円が稼げれば特に食いっぱぐれることは起きないでしょう。
なので、私のような駆け出し海外フリーランサーにとっては、「ハンガリー=ステップ台」として良いんじゃないでしょうか。駆け出しの頃って稼ぎが不安定ですからね。
でも、一騎当千というか。どこに行っても通用するような人なら、ブダペストは田舎ですから(現地の友人も”ヨーロッパのスラブだ”って言ってたし)もっと華のある街の方がいいかもしれませんね。ベルリンとかロンドンなど。
実際に他の国の都市にも遊びに行ったりしましたけど、明らかに街中を歩いている人のお洒落さだったり、インフラ整備、建物の先進性なんかが、ブダペストは一足遅れてるように感じましたからね。
うん・・・なので「ハンガリー生活ぶっちゃけどうなの?」ともし私が聞かれたら…
「生活する分にはオススメだよ!でもライフスタイルを輝かせたいならやめた方がいいね!」
と、告げるかも。
人間…ある程度のプレッシャーをかけないと成長はしませんし、ブダペストはあくまでファーストステージに捉えて、次の街への椅がけとして住むには最適ですよ。
よーし、私も次のステップに進むかー!
ライター:MaeSo@ハンガリー
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自己紹介:1993年、熊本県生まれ。2014年「THE MINORITY SHOW」を個人発刊。2018年から正式にフリーライターへ転身。たまにブログで海外生活についてを発信中。