デンマークに住む外国人にとって現地での仕事探しはとっても大変。経験やスキルがあり、流暢に英語を喋れても、苦労している外国人が多いのが実情です。
デンマークでは経験とスキル以上に、チームカルチャーに合う人物か？一緒に働いて楽しそうな人か？というパーソナリティのフィット感がとても重要視されています。そのため採用基準がとても厳しい！
おまけに外国人はデンマーク語の壁もあるので、外国人の求職・転職のハードルはかなり高めです。
でも、「人脈」という武器があると、ハードルを一気に乗り越えることができちゃうことがあります。
デンマークの求人情報の多くは、広く公開される前に、知人や同僚の知り合いといった紹介で決まってしまうことが多いそう。どうやら採用に時間と労力をかけるよりも、信頼できる人から紹介してもらった人を採用する方が、確実にチームにフィットするという安心感があるようです。
そんなわけでデンマークでは、紹介というだけで、書類審査を飛ばして一気に面接、そしてとんとん拍子で仕事が決まる・・・という話をよく聞きます。
実を言うと、僕も仕事を見つけたのは友達の紹介のおかげ。デンマークに来て地元のスポーツチーム「KIN-BALL」に入会したのですが、そこで知り合ったデンマーク人から、突然「うちの会社で求人を出すみたいだから推薦するよ〜」とメッセージがありました。以前、何気ない会話で仕事を探しているという話をしたのを覚えていてくれたみたいですが、試しに履歴書を送ってみたらポンポンと決まってしまいました (^-^)/
ワーキングホリデー・留学・国際結婚・駐在・帯同と、海外住む理由は様々だと思いますが、いずれにしても人脈があれば思いがけない機会が生まれてくるのが海外生活。外国でのネットワーキングは大変ですが、まずはスポーツクラブやボランティア活動などの地元コミュニティに入って友達の輪を広げてみるのがおすすめです。
ライター：ひぐち＠デンマーク
デンマークで2番目に大きい都市 オーフス在住。デンマークでの生活や日常を毎日noteに投稿しています。海外生活でのネットワーキング方法をまとめた「外国での友達コミュニティの拡げ方」とデンマークに来てから始めた「不思議なスポーツ KIN-BALL」がおすすめです。
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