ノルウェーでは、今日本でも話題の「ワークライフバランス」がとっても進んでいる国のうちのひとつです。価値観が顕著に現れる場所として、その国の人と一緒に住む「シェアハウス」、交友関係を気付ける「学校・組織」、「バイト先」、「仕事先」が挙げられると思います。

私自身、現地の大学にも通っていましたが、学校よりも職場の方が価値観が現れているなぁと感じたので、今回はその国で働く事で見えてくる価値観についてお伝えします!

一言で価値観と言っても、それぞれカテゴリーがあると思います。「お金」に対する価値観、「文化」「ステータス」「教育」「人生」などなど。ただノルウェー人全般に共通して、日本人と違う価値観を持っていると感じたのは「仕事」に対する価値観。

日本では、仕事に対して情熱を持って生きがいを求めている人が多いように思います。一方で、ノルウェーは、仕事はあくまで「お金の出所」であり、必ずしも「生きがい」が必要と考えている人ばかりではありません。(もちろん人によって違うので個人差はあります!)
多くのノルウェー人は3週間の夏休みのために働いていると言っても過言ではないほど、仕事と同様に休暇を重視します。3週間も夏休みが取れない日本の状況を話すと、「じゃぁ日本人は何をモチベーションに頑張ってるの!?」と聞かれます。他にも、日本の職人技の話もしても、一つの細かい技術を習得するために何年もかける事に対しても、ピンとこないご様子。。。続けて『寡黙で厳しい職人気質』の話をすると、「そんな人と働いても楽しいの?」と、聞かれます。仕事に対する価値観が違うのかもしれません。
少しでも残業を好む人であれば、「帰ってやる事ないの?」「趣味ないの?」と、好奇な目で見られてしまうかもしれません。
価値観は人それぞれですが、夏休みをとるために働くノルウェー人は、夏休み前になると急に明るく笑顔になります。常に夏休みの事で頭がいっぱいなので、機嫌が良くなり、すれ違うたびに夏休みの話になります。笑
「働き方」の価値観をぜひノルウェーで体験してみてくださいね!

ライター:森永@ノルウェー


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ