デンマーク人は、週末や仕事・学校帰りに楽しむソーシャル・スポーツがとても大好き。デンマーク統計局によると、なんと国民の半分近くがサッカーやフィールドホッケーなど、何らかの地元スポーツ・クラブに所属しているそうです。

そんな僕もデンマークに来てから地元のスポーツ・クラブに入会しました。今回はその時の、びっくり体験をみなさんに紹介しましょう。

それは初めての遠征試合が終わった時のことです。通常のセッションなら、終わり次第、流れ解散。でも、遠征試合だったので一緒に夕食を食べてから帰ることになっていました。着替えはどうするのかなぁ、と観察していると、みんな更衣室で着替える模様。

きちんと着替えを持ってきて良かった!と心の中で思いつつ、車から荷物を取り出し、遅れて男性用の更衣室の扉を開けると・・・

突然の は・だ・か!!

男性メンバー達が生まれたままの姿でウロウロ。僕の目はテン。

どうやらみなさん、更衣室の端にあるシャワールームで汗を流しているご様子。シャワールームに着替えを置く場所がないため、みんな更衣室で服を脱いで裸になり、そのまま手ぶらでシャワールームに直行します。だから、更衣室は裸の人が行ったり、来たり。

さらに、シャワールームはとてもオープンで仕切りもドアもありません。

さすがに壁の方を向きながら、黙々とシャワーを浴びるのかなぁと思ったら、普通に「今日のヒロシのサーブは良かったね!」と対面スタイルのお喋りが始まってしまいました。

日本での裸のお付き合いは、タオルで前を隠すのが一般的だと思いますが、デンマークではタオル無しのオープンなお付き合い。(友達に話を聞いたところ、デンマークの公営プールでは水着を着用する前に更衣室で全身シャワーを浴びるのがルール。そこも同じようにみんな裸だそうです)

こんなオープンなデンマーク人でも、銭湯や温泉の裸には抵抗があるそうです。「温泉は水着で入っちゃダメなの?裸は、ちょっと恥ずかしいかも・・・」とのこと。更衣室の裸と違う恥ずかしさポイントがあるのだろうか?

ライター:ひぐち@デンマーク
デンマークで2番目に大きい都市 オーフス在住。デンマークでの生活や日常を毎日noteに投稿しています。
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