最近、日本国内でも〇〇ペイなどのキャッシュレス決済が浸透してきましたがポーランドでは、かねてからキャッシュレス決済が主流です。
ちなみにポーランドはユーロではなく独自通貨の「ズロチ」を使っており、1ズロチ=30円ほどです。
ポーランドでは日本のようにアプリを使って支払うというよりは、カード決済が主流です。VisaやMasterCard、店によってはアメックスやJCBにも対応しています。ただ、基本的にポーランドではJCBを使える場所はとても少ないので、ポーランドに来る場合はVisaかMasterCardのいずれかを用意するようにしてください。
ポーランドのカード決済では専用機械に軽くタッチするだけで支払いができるサービスが浸透していて、50zl(約1,500円)以下ならサインも暗証番号の入力も不要です。セキュリティ的に心配という人もいるかもしれませんが、店員さんにもカードを渡さないでいいので、むしろ安心とも言えます。何より、手軽に決済ができるので通常のスワイプ系のカードには戻れません。
カード払いはあらゆる場所で可能です。例えば、スーパーやコンビニ、公共交通機関、電化製品店、家具店、美容院、フィットネスジム、有料のトイレでもカード払いできるところもあります。正直、カードを使えない場所を探す方が難しいくらいポーランドではカード決済(キャッシュレス決済)が普及しています。
ちなみに、ポーランドに来る際、近くの国を訪れることもあるかもしれませんがヨーロッパでは基本的にどこもキャッシュレス決済がかなり浸透しているので現金はあまり必要ありません。ただ、現金はゼロでいいかと言うと少し持っていた方がいいです。というのも、ポーランドのレストランではチップを渡す必要があり、チップはカードでは払えないからです。その際は現金で15%ほどのチップを払う必要があるので、30ズロチ程度持っていると便利かもしれません。
今回は、ポーランドのキャッシュレス事情についてでした。
ライター:うっきー@ポーランド