冬の長〜いカナダ。ほぼ全国寒いのですが、極寒の地ででなくても待ち遠しいのがカナダの夏! 特にワーホリや留学生の多いバンクーバーの夏は最高だと思います。
冬が長い分、人々は夏の間に亀の甲羅干しのように皆外へでたがります。そこで今回は夏を楽しむためのちょっとした注意点について書いてみたいと思います。
夏の軽やかな服装とともに人々の気分も開放的になるのは世界共通。カナダも例外ではありませんが、カナダの犯罪件数は日本のそれと比べて約5倍だと言われています。
比較的治安のいいと言われているカナダ。まして滞在が数ヶ月経って慣れてくると、ついつい油断して露出の多い格好で夜の街を酔っ払ってフラフラ、、、なんてこともあるかもしれません。しかし道端で酔い潰れる、なんて人はここにはホームレス以外いません(それほど危険だということです)。くれぐれも開放的になって、飲みすぎることのないように。
また屋外での飲酒も基本的に禁止されていますので、ビーチなどで飲酒はできませんよ!
次に注意したいのが、動物について。
こちらで大きな公園へ行くと、アライグマやスカンク、またリスなどに遭遇する機会が多々あります。が、これらの動物には間違っても近づいてはいけません。
見た目はとっても可愛いのですが、万が一噛まれでもしたら、大変です。即刻病院送り。どのような病気を持っているのか分かりません。特にアライグマは要注意。結構アグレッシブにアタックしてきますよ。
スカンクに一発でもオナラをかまされたら最後、その匂いは相当な期間とれない、と覚悟してください。
また、日本では動物園でお見かけする熊さんですが、でます。普通にでます。住宅街にもでます。ダウンタウンなど、山のないところでは流石にでませんが、郊外にはでます。
私はダウンタウンで運転中に、コヨーテが道路を横切ってびっくりしたことがあります。みたことのないような形態の犬だな、と思ってたら、コヨーテでした。
ダウンタウンではカナダギースの親子連れが道路を悠々と歩いていて、時々渋滞を引き起こしますが、こちらはみていて微笑ましいだけなので大丈夫。
そして山岳地帯には普通にいる蚊ですが、街中ではあんまりいません。しかし!!!森や山の中にいる蚊はもちろんのこと、ハエ! こいつも刺します。そしてかゆい!ハエに刺されないように注意してくださいね。
また、レンタカーでのドライブや、はたまた山頂でのジップライン、カヌーやカヤックにボートと夏のバンクーバーではアウトドアアクティビティが目白押しなのですが、一番忘れないでいて欲しいのが
万が一のための保険! ちなみにうちの母がカナダに遊びにきた時に、車高の高い車の座席から予想外に転げ落ち、なんと背骨を骨折。そのまま救急車を呼んで病院送りとなったのですが、エマージェンシーにて
医者に会う前にまず手数料1500ドルほど支払い、その場でこれからかかるであろう料金の表を渡されました。
レントゲン、600ドル、
CT、1500ドル,
救急車、200ドル、
入院一泊、3200ドル、
エマージェンシールーム使用料、800ドル、、、、
などなどの費用がどんどん加算されていき、帰る頃にはクレジットカードの限度額では払いきれない金額になっておりました。
脅かすわけではありませんが、何が起こるか分かりません! パスポートの次に、保険。様々なリスクを回避する一番オススメするのが保険ですよ!
写真はバンクーバーから小旅行でいける、シアトルにあるスタバ一号店です。すっごい人気で、世界中から人が来ますよ〜!
ライター:yuki@バンクーバー