当時は悲しく、自分にイライラしたあの経験も今となればいい思い出です。
2019年になり、ポーランドでの生活も3年目を迎えました。これだけ長くポーランドにいると良いことや悪いことなど様々な経験をしてきました。今回は、そんな数多くある中から今だから笑える旅での初歩的なミスについてシェアします。
2018年の夏に、ワルシャワから南の古都クラカフに観光に行きました。観光と言ってもそこに友人が住んでいたので、その人に会うのも兼ねてです。ワルシャワから電車で約2時間半、バスだと4〜5時間ほどかかり、行きは費用面を考慮してバスで向かいました。
3泊の滞在だったのである程度の荷物は持って行きましたが、国内旅行だからか最も大切な身分証明書を持っていくのを忘れたのです。
ワルシャワにいてもどこに行くのにも身分証明書(パスポート)は持っていくようにしているのですが、なぜかこの時は飛行機に乗らないからか忘れてしまったのです。まあ、普通に観光するだけなら正直身分証明書がなくても何とかなるかもしれませんが、この時はホテルに滞在する予定だったので、チェックイン時に本人確認で身分証明書が求められます。
案の定、ホテルについて一息着こうと思った時にパスポートを忘れたことに気づき、当然ホテル側も本人確認ができないので、何か他に身分証明書になるものはないかと聞かれましたが、残念ながら日本の免許証では言語が違うのでダメ…。ワルシャワの公共交通機関カードには名前と顔写真がありますが、身分証明書としては無理。
ということで結局チェックインできず、宿泊場所はなし。その日の電車でワルシャワに帰ったという苦い経験になりました。
クラカフまでそこまで遠くないといっても電車で2時間半くらいかかりますし、何より時間と労力が奪われたのでとてもイライラしたのを今でも覚えています。しかも、楽しみにしていた友人にも結局時間が合わず会えなかったのでダブルでショックでした。
今回は、飛行機ではなかったので出発地でのパスポートチェックがなかったため、旅先まで気づかなかったという結果になりましたが、飛行機でどこかに行かれる際は先に気づくと思います。
また、ポーランド国内の列車でも基本的に切符と身分証明書の確認があると思うのですが、この時はなぜか ‘不幸’ にもありませんでした。たぶん、係りの人が忘れていただけかもしれません。
皆さんも、ポーランドで旅行に行かれる際は何か身分証明書があればいいですが、ない人は必ずパスポートを持参するようにしてください。
ライター:Kohei@ポーランド