ポーランドがワーキングホリデー協定に加わってから約3年が経過しました。最近では、お隣のチェコもワーキングホリデーを開始し、ますます訪れられる国が増えます。筆者がポーランドのワーホリビザを取得したのは2016年なので、現在ともしかしたら少し状況が変わっているかもしれませんが、今回はビザ申請の経験をシェアします。
私は、ポーランドの他にドイツのワーホリビザを取得したこともあるので、欧州のワーホリ事情については一通り調べました。例えば、同じ中欧であるスロバキアのビザ申請では当分の生活費として4,000ユーロほど持っている必要がありますが、ポーランドの場合は2,000米ドルとハードルが低いです。
また、ビザ申請に33ユーロかかるスロバキアに対してポーランドでは無料。
あと、ワーホリ期間をカバーする海外保険についても、ドイツのように歯科治療、女性なら妊娠時に適用される保険にも加入しなければいけないことを考えると、ポーランドはかなり易しいです。
ちなみに、申請時に海外保険に加入しておく必要はなく、加入する旨を証明する「宣誓書」を用意すればOKです。(ただ保険は滞在期間分、必ず加入してください)
実際にポーランド大使館に行っても、職員の人たちはとても親切で書類に不備があるとその場で教えてくれました。ポーランド大使館は目黒区の住宅街にありとても小さいです。開館時間も非常に短いので、来館予約の日程には余裕を持ちましょう。また、大使館は東京にしかないので都内以外の人でも申請のために大使館を訪れる必要があります。申請には1週間〜10日程度かかるので、その間都内に滞在しておくか再度来館する必要があります。というのも、ポーランド大使館では「郵送」をやっていないからです。これが、唯一の注意点です。
ただ、代理での受取は可能なので、もし知り合いがいればお願いするのもいいと思います。実際、私は大阪から行っていたので友人にお願いして取り入ってもらいました。
あと最後に、ヨーロッパのワーホリビザを取るメリットについてです。
「ヨーロッパ」と言いましたが、厳密には「シェンゲン」です。シェンゲン内にある国の移動には、パスポートコントロールがないので自由に行き来できます。
例えば、ポーランドからリトアニアに旅行に行く際はビザチェックがないので、日本の国内線の移動のような感覚で、とても快適です(画像はリトアニアの首都「ヴィリニュス」)。ちなみに、ウクライナはシェンゲンには加盟していないので、訪れる際は気をつけてください。
今回は、ポーランドのワーホリビザ申請についてでした。では、ポーランドで楽しい日々を過ごしてください。
ライター:Kohei@ポーランド