スロバキアの3月の気温は10度前後と肌寒かったのですが、4月に入って、急に気温が上がり、一気に春がやってきました。
あちこちで色鮮やかな花が咲き、ドナウ川の川沿いでパンと野菜をかじりながら過ごしている毎日です。
さて、2016年より始まったスロバキアのワーキングホリデー。
実は筆者は、カナダに続き、2カ国目のワーキングホリデーです。
カナダではエージェントを使わなかったので、携帯や銀行口座等、自分で手続きを行いました。スロバキアでも同じことをやればオッケー!と、何の不安もなく入国。しかし私のこの安易な考え、ご察しの通り、手続きにかなり手こずりました。
というのも、携帯の契約・銀行口座の開設・部屋、仕事探し。どこに行っても聞かれるのが『あら?あなた学生さん?』
なので、毎度のごとく『ワーキングホリデーだよ!』と答えます。
しかし、100%の確率で『??????』
そうなのです。実は日本でメジャーなワーキングホリデー。ここスロバキアでの認知度は0に等しいのです。
特に銀行。スロバキアには大手銀行が多数あるので、どの銀行が自分にとって一番良いのか比較するため、数日に渡り調査しました。
全ての銀行で聞かれるのが、『何故あなたはスロバキアに来たの?』
なので、毎度のごとく『ワーキングホリデーで入国して、ちゃんとビザもあるよ!』と話しますが、
『何だそれ?知らないなー』の返答です。
説明後、大体の銀行で言われたことは
『分かりました。では、口座を開くにあたり、雇い主の証明書を準備して下さい』と。
結局、外国人のワークビザで処理をするみたいです。全ての銀行で、この様な手続きが行われるかは分かりませんが、私が訪れた数カ所の銀行では、以上の様な対応でした。
ここスロバキアでは、ワーキングホリデーは、全くと言っていいほど知名度がないと実感しました。しかし、知名度がないからと心配することはありません!スロバキアの方々、本当に本当に親切。
先日のイースター。小さな村を訪れる機会があり、そこでカゴを持って歩くおばあちゃんと女の子を発見。このカゴの中身が気になって、気になって、話しかけることに。
全く英語が喋れないおばあちゃんたち。全くスロバキア語が喋れない私。
でも、私の言いたいことを分かってくれたおばあちゃん。カゴの中身を見せてくれました。そして、ニコニコで写真も撮ってくれました。すごく暖かい気持ちになりました。そんな1枚を載せますね!
2016年より始まったスロバキアのワーキングホリデー。
まだ始まって2年目ということもあり、街でなかなか日本人を見ることもありません。しかし、恐れることはありません!スロバキアの人々は、お節介か!って思うほど親切です。とっても親身です。
年齢の定められたワーキングホリデー。スロバキアを訪れてみても良いのでは?
ライター:RITZ@スロバキア