ノルウェーの国民的スポーツといえば、やはり「スキージャンプ」「スキー」「ノルディックスキー」の3本立てかなぁと思います。
北欧はなんといっても、冬がメインの国。ご存知の通り夏よりも冬が長いので冬に楽しむスポーツが国民にも人気です。
スキージャンプ台で最も有名なのは、「ホルメンコーレンスキー場」。オスロ市内からトラムでアクセス可能です。天気が良ければ、オスロ市内からも見ることができます。冬の間のホルメンコーレンエリアは、まるで「アナ雪」そのもの!フワッフワの雪が、木の枝一本一本に綺麗にまとわりついていて、通りが少ない所でまっさらな雪の世界です。枝についている雪をよ〜く見ると、雪の結晶まで見えることもあります。雪道を歩くには少し辛いですが、ノルウェー人はスキー板でノルディックウォーキングのように歩いたり、子供たちはソリに乗って移動したりします。この光景を見る度に「あぁ雪国だなぁ」と、つくづく感じます。
さて、ウィンタースポーツが大好きなノルウェー人。ノルウェー人ならではの、スキーを用いたジョークがあります。
それは…「ノルウェー人は、スキー板を履いて産まれてくる。」と、言ってノルウェー人のスキー競技者の多さを例えています。かなりの傾斜であっても、幼稚園くらいの子供であれば、スイスイ滑ってしまうノルウェー人。いてもたってもいられなくなり真似してみるものの、そう簡単には行きません。
ノルウェー人達は、冬=辛くて暗い期間と捉えていません。(文句は言いますが!笑)冬=スキーの季節!「いつになったら滑りに行けるかなぁ?」と、常に雪のコンディションをチェックしています。昨年は、雪の状態があまりよくなく、滑り損ねた友達がたくさんいたので、今年はスキー場がパンク状態になるだろうなぁと勝手に予想しています。笑
ノルウェーでワーホリに行く方ノルウェー人に、「あなたはスキー板を身につけて生まれてきたの?」と尋ねると、面白いかもしれません♩
ライター:森永@ノルウェー