スロバキアといえば東欧の中でもあまり目立たなく小さい国だというイメージもあるかと思います。今回はそんなスロバキアに来て、はじめの1週間で私が感じたことを皆さんにお伝えできればと思います。
【アクセスの良さ】
私はまずオーストリアのウィーンに着き、そこから電車でスロバキアの首都、ブラチスラバを目指しました。わずか1時間ほどでブラチスラバに到着すると知り、驚きました。ウィーンとブラチスラバは世界一首都同士が近いことでも知られています。ポーランドやチェコにもバスや電車で安く行くことが出来るので、気軽に足を運んで観光することができます。
【自然の多さと見所の多さ】
小さい街だとは聞いていましたが、ブラチスラバのメインの観光地となる旧市街は、徒歩でも十分回れるほど、本当にコンパクトな街でした。しかしどの道も曲がりくねっていたりと少し複雑なので、意外と道に迷ったりもします。歩いているとところどころに公園や芝生があり、ドナウ川のほとりも自然が豊かでのんびりと過ごすことが出来ます。旧市街の周りにも市場や湖や動物園があり、旧市街以外も見所はたくさんあるなと感じました。
【物価の安さ】
物価の安さにも驚きました。観光地のレストランでもランチはだいたい5〜7ユーロくらいで食べることが出来ます。スーパーマーケットでもビールの500mlは1ユーロ以下であったり、私の感覚ではあらゆる物が日本の半分以下で買えるという印象です。初めの1週間は家を借りていなかったので宿を転々としましたが、ドミトリーであれば1泊10ユーロくらいです。家賃はシェアフラットであれば1ヶ月200〜300ユーロ前後が相場です。
【言葉はなんとかなる】
若い人はほとんど英語ができるので生活の上でそこまで困ることはありません。また、スロバキアには、ドブレ!という魔法のフレーズがあり、よく街でも相槌や会話の中でドブレ!という活きの良い声を耳にします。意味は日本で言う“いいね!”のような感じですが、活用できるシーンはとても広いので、スロバキアに行ったらぜひ使ってみると良いでしょう。
以上が私がスロバキアに着いて最初の1週間で驚いたことです。しかし、いちばん嬉しかったことは、街の人が親切であるということ。どこの国へ行ってもそうなのかもしれませんが、親しげに話しかけてくれる人や助けてくれる人にたくさん出会いました。優しい人も多くブラチスラバは平和な印象で、基本的には治安も良いですが、観光地ではスリなども発生してるそうなので注意は必要です。
かわにし@スロバキア