5月に雪が降るという異常気象に見舞われたポーランドですが、最近はようやく春・初夏らしい天気になりました。外に行けば、Tシャツと短パンの人が多くいて、やっと長い冬が明けてなんだかとても幸せは気分になります。

今回は、ポーランドの危険な虫について紹介します。

ポーランドと聞いて、何か危険な動物や虫が思い浮かぶ人は少ないと思います。実際、私もポーランドに来るまでは全く知りませんでした。
ポーランドで有名な危険な虫は「Bedbug」と言われる虫で、主にベッドに生息しているかなり危険な虫です。日本語では「トコジラミ」と言われる吸血性の寄生昆虫のです。別名、南京虫や床虫とも呼ばれます。

日本でもいる虫ですね。このトコジラミは、ベッドや洋服などに生息していて、刺されると赤い痕跡が残ります。ただの蚊に刺されて痒いのとはレベルが違い、アレルギー反応が出て激しいかゆみが出ます。

家の中を清潔にしていたら、通常はこのトコジラミをみることはないですが、古いベッドや不衛生にしているとやはり生息してしまうようです。
実際、ポーランド人はこの虫についてとても繊細です。例えば、どこかに新しくアパートを借りる時にも、部屋にトコジラミはいないかどうか入念に確認する人もいて、ポーランドでは「よくいる虫」のようですね。
実は、私が以前住んでいたアパートにこのトコジラミが出没しました。私はこの虫について知っていたので、すぐにアパート会社に連絡をして家を退去しました。もし、私の洋服やかばんなどにつけば、次の家にも連れて行くことになりかなり厄介だからです。それより、私に何も被害がなくて本当に良かったと思っています。

ポーランドのアパート会社にこの虫について話すと、やはりポーランドで有名な虫なのか対応がとても早かったです。すぐに退去と残りの家賃を返金してくれました。
これは私のケースなので、全てのアパート会社がこのような対応をしてくれるかはわかりません。

いずれにせよ、ポーランドに来た際にこのトコジラミを発見したら、直ちにその場所から出るようにしましょう。あなたが怪我をするだけじゃなく、他の場所にまで連れて行き他人にまで迷惑をかけてしまうことになります。
今回は、ポーランドでよく耳にする危険な虫「トコジラミ」について紹介しました。ポーランドで住む場所を選ぶときは、この虫がいないか入念にチェックすることをお勧めします。

ライター:Kohei@ポーランド


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