日本では当然に思われていたことも国が変われば違ってきます。私が感じた、台湾の良くない習慣をいくつかあげていきたいと思います。
《個人情報やプライバシーに対しての考え方》
台湾では日本ほど配慮がない感じです。Facebook の普及率が高いのですが、誰でも見られる設定で家族や職場のことを発信している人は多いです。
一緒に食事をしたり出かけたとき、自分が写っている写真を載せてほしくなければ、しっかりと先に伝える必要があります。
台湾では周りを気にしない人が多いのも関係してるかもしれませんが、
携帯の目隠しシートは売られていませんし、窓には磨りガラスやレースのカーテンもない部屋が多いです。
《電車やバスの中はにぎやか》
台湾では公共交通の中でも、携帯電話で話すのが普通です。 私は台湾の現状に慣れてしまっているので、日本へ帰ると交通機関内の静かさに緊張してしまうくらいです。
日本では小さいときから、周りに迷惑をかけないようにと躾けられていますから、身についている部分があると思います。
たとえば「5分前行動」なんかもそうだと思います。 台湾だと待ち合わせにもギリギリか、ちょっと遅れて来るのが普通です。
《店員さんが店内で食事をしている》
日本では考えられないですね。店内でこっそりではなく、堂々とお弁当を広げ食事をとっています。仕事中でしょ?と思ってしまいます。
個人経営のお店では、食事時となると店の奥で家族全員が食卓を囲んでいたりします。
《バスの運転》
けっこう乱暴です。乗客が乗るや否やすぐに発車するので、席に座る余裕もないです。 お年寄りや子供連れが乗っていようとお構いなしです。
降りるのにも、あらかじめ降り口付近へ立っていないと間に合いません。
道路には他のバスやバイクが入り乱れて走っているため、いきなり車線変更したり急停車するので要注意です。
今回は台湾のちょっとネガティブな面を書きましたが、もちろん反対に「日本人が見習うべき台湾の習慣」もあります。
次の機会があれば、それをお伝えしたいと思います。
ライター:えいせい@台湾
取材協力:台湾トランス(台湾留学・ワーホリサポート)