冬のノルウェーというと「寒そう」「一日中暗い」というややネガティブなイメージをお持ちだと思いますが、ノルウェー人はそんなことを気にせず冬を楽しんでいます。今回はノルウェー人から学んだ冬の楽しみ方をご紹介したいと思います。
まずオスロの冬の気候を少しご紹介します。昨年の1月のオスロの平均気温は-5.5度。最低気温ではなく平均気温なので、冬のオスロの厳しい寒さを感じて頂けると思います。これだけ平均気温が低いと町全体が凍結していて池や川も一面凍ってしまいます。そうなるとノルウェーの人たちはスケートシューズを持ってきて即席のアイススケートリンクにしちゃいます。これには衝撃を受けました・笑
寒いオスロですが、実は残念なことに雪はあまり降りません。ですが気温が常に氷点下なので人工降雪機を常にフル稼働することが出来ます。その人工雪のおかげでOslo vinter parkというスキー場でスキーやスノーボード、Holmenkollenでクロスカントリースキーを楽しむことができます。
Oslo vinter parkは平日夜中の22時まで開いているので仕事終わりに行けますし、Holmenkollenもライトアップされているのでクロスカントリースキーも同様に楽しめます。週末の電車の中はスキーやスノーボードを持った人たちでいっぱいですね。
日本からノルウェーにスキーをしに行く人はあまりいないので有名ではないですが、大きなスキーリゾートもいくつかあります。オスロから電車で2時間ほどの距離にあるリレハンメルにはHafjellというリレハンメルオリンピックの舞台になったスキー場があります。HemsedalやTrysilといったスキーリゾートは規模が大きく雪も頻繁に降ります。オスロからバスで約3時間で行くことが可能で日帰りのバスツアーもあります。
僕はワーホリでノルウェーにスノーボードをしにきたので毎日楽しく過ごしています。寒いからこそ出来る楽しみ方をトライしてみませんか?
ライター:にしいたかひろ@ノルウェー(ブログ)