ノルウェーでは連日最高気温が氷点下の日が続いており、1月の2週目には待望の(?)まとまった雪が降りました。さて、今回はノルウェーでの身分証明についてご紹介します。

基本的にノルウェーにワーホリで長期滞在する場合、パスポートを持ち歩くことは不要です。写真のレジデンスカードを持ち歩くことで身分証明になります。
レジデンスカードはノルウェーの到着後およそ2週間〜4週間で入手できるカードで、このカードの発行日がワーキングホリデービザのスタート日になります。このカードの裏側には生年月日の記載もあるのでアルコールを買うときなども使えます。しかし、たまにこのカードを理解していない人にアルコールの提供を断られることがあるのでパスポートがあるほうがベターな場面もあります。

このカードでほとんどの手続きは出来ますが、注意したいのがこのカードはあくまで居住の許可を示すカードであり、あなたのノルウェーでのパーソナルナンバーを証明するものではないというところです。
ノルウェーではどちらかというとパーソナルナンバーを聞かれる場面の方が多いのでレジデンスカードが全てを証明してくれると思っていると痛い目を見るときがあります。そしてパーソナルナンバーがないと銀行口座を作ることが出来ないので仕事にも就けません。もしパーソナルナンバーの証明を含んだ身分証明が欲しければDNB銀行のバンクカードを作ることをお勧めしますが、手続きに最低でも1カ月はかかるので注意が必要です。

身分証明についてまとめると
・ビザやタックスカードなど、初期段階の手続きには日本のパスポートが必要。
・日常生活では基本的にパスポートは持ち歩かなくてもよい。
・レジデンスカードの後に発行するパーソナルナンバーを持っている方が重要。
ちなみに筆者は先日、パスポートを落としたのでやっぱり持ち歩きたくないですね(見つかりました。)

ライター:にしいたかひろ@ノルウェー(ブログ


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