前回はクリスマスのデザートパブロワについてご紹介しましたが、今回は過ごし方について書きたいと思います。
ニュージーランドでもクリスマスは12月25日と同じですが、日本とは違う所があり、注意することがあります。それは25日はほとんどのお店が閉まるということです。スーパーはもちろん、小さいお店もほぼ全て閉まっていて街はにぎやかな所かむしろ閑散としています。
日本ではクリスマスはにぎやかでワイワイと街の至る所でクリスマスフェアやデパートでもクリスマスセールが行われたりしますが、そういったものは一切ありません。
筆者は以前、旅行からちょうどクリスマスに帰る便で、(余談ですが、フライトもクリスマス前後は高いですがクリスマスの日はむしろ安くチケットを買うことが出来ます。)ニュージーランドに着いてからお酒やチキンなど買おうと思っていたのですが、店という店が全て閉まっていて、お酒もこちらはコンビニでは買えないので(というかコンビニやマクドナルドまで閉まっていました)、結局お酒も無ければチキンもごちそうも無い、さみしいクリスマスとなりました・泣。あとから知ったのですが、この日はお酒を販売しては行けない日でもあり、レストランも開いていても10%の追加税を払うことが多いそうです。
それでは、キウイたちがどうやってクリスマスを過ごしているかというと、公園でバーベキューをしたり、友人宅でごちそうを持ち寄ってパーティをしたりと家族や友人同士でリラックスした休日を楽しむ人がほとんどみたいです。ちなみに、翌日はBoxing Day(ボクシングデイ)と言う、一年で一度の大セールが行われます。この日は朝からほとんどのお店が開いています。
このBoxing Day、初めて聞いた時は、スペルも同じなのでスポーツのボクシングを彷彿させましたが、全く違う意味なのです。元は教会で貧しい人たちに寄付を募ったプレゼントの箱(box)を空けることから”Boxing Day”と呼ばれるようになったみたいです。
いかがでしたか? ニュージーランドでクリスマスを過ごす場合は、その前の日に買い物などを済ませておくことが必須となります。日本のように、どこのお店もパーティをしたりして賑わうことは無いので、当日にどこか観光地に行ったり、名物のハンバーガーなどを食べようといった計画はしないようにしましょう・笑。
ライター:Mii@NZ