20161029-2-pl11月に入って、ポーランドはすっかりと冬になっています。毎日の気温はもう10度を下回って、寒い日々が続いています。なんだか毎日、憂鬱な気分になりそうです。
しかし、そんな憂鬱な気分とは反対にポーランドの経済状況は明るいようです。今回は、ポーランドの経済状況とそれから私たちワーキングホリデーできている日本人にとってアルバイトの見つけやすさについて紹介していきます。

東欧最大の新興国として注目されているポーランドです。2014年のGDPは約5,448億ドルでEU28加盟国中8位となっており、チェコ、ハンガリー、スロバキア3カ国のGDP合計とほぼ同額です。

ポーランド経済の堅調さは個人消費を主にする内需の規模が大きく、隣国のチェコやハンガリーといった輸出の好不調の影響を受けない経済構造が大きいのです。また、ポーランドは、財政規律を維持しているので銀行部門もとてもいいようです。

ポーランド、チェコ、ドイツの経済成長率の推移20161029-3-pl出典:International Monetary Fund, World Economic Outlook Database, April 2015

ポーランドはEU加盟国ですが、通貨はユーロではなく独自のズウォティを使っています。これはみなさん知らなかったのではないでしょうか? 以前は、国際金融市場でリスクの高い新興国通貨として扱われていたようですが、現在では、ズウォティはユーロのように質の高い、「ユーロの派生通貨」として認識されているようです。

ポーランドの経済状況は上向きですが、私たちはワーキングホリデーでポーランドに行った際に、仕事(アルバイト)を見つけるのは、正直簡単ではないです。ただ、もしポーランド語が話せるならまだアドバンテージはあるかもしれませんが、外国人である私たちが、誰でも簡単に働ける環境ではありません。ただ、ポーランドにはたくさんの求人サイトがあります。いくつか載せておきますので、参考にしてみてください。

・http://warsaw.craigslist.pl/
・http://www.praca.interia.pl
・http://www.jobcenter.com.pl

私がいいと思うのは、個人の家などでお手伝いをするハウスキーピングのお仕事です。これならポーランド語ができなくても働くことは可能です。

一昔前ならポーランドは少し「貧しい」というイメージのある国だったかもしれませんが、最近では上記で説明したように経済状況も上向きです。ただ、外国人である私たちが簡単に仕事を得られるまではいかないようです。
ポーランド語はとても難しいですが、仕事の幅を広げるためにも、ポーランド語の習得は必要になってくるでしょう。ぜひ頑張ってください。

ライター:Kohei@ポーランド


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ