秋が深まり、日に日に日照時間が短くなって朝方は氷点下になる日が増えてきているノルウェーです。山の中の日陰の部分は雪が積もり、一日中、陽が差さなければ、氷になってしまいます。
夏も終わり秋の間、ノルウェー人は何を楽しみとしているでしょう。
ノルウェーではアウトドア派が多いことで知られています。周りを見渡せばフィヨルド、少し街を離れれば、山に川に湖が広がります。
実は、夏を満喫したノルウェー人は秋になると、一気に仕事モードになります。夏前のポカポカ陽気とは一転、繁忙期に突入します。社会人が仕事に励む中、アメリカからの影響でハロウィンを楽しむ若者も多いです。
ガーデニングをしているノルウェー人は少なくありません。雪が降り始める前に、来年の春に向けて球根植えをします。雪が降ってしまうとガーデニングはできないので、ガーデニングが趣味の人にとっての最大の楽しみかもしれません。11月は、本格的に冬に入り、段々と暗くなります。雪も降り始め、週末には大好きなスキーに行く人も増え始めます。冬のアクティビティは、ノルウェー人の得意中の得意です。
中旬にもなると、至る所でクリスマスムードになり、街にはライトで飾り付けが始まり、店内も赤と緑に染まり始めます。
ノルウェーの秋は大変短く、夏が終わったと思ったらすぐに冬に突入してしまいます。
そんな中ノルウェーに住んでいて、個人的に驚いた事が１つあります。ノルウェーの木々は寒さに慣れているのか、気温がぐっと下がっても、葉っぱはまだまだ枯れず、綺麗な黄色を保っているのです！ 日本にしてみれば、冬の気温なのですが、木々はまだまだ秋気分ですので、紅葉は気温に反して楽しむことができます！
ライター：森永＠ノルウェー
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