カナダ国内の経済事情、といっても州によって大きく変わります。なので今回はワーホリ渡航者の一番多いバンクーバーについて書いてみたいと思います。
バンクーバーはカナダ国内でもガソリンなど平均的な物価で常にトップを争うほど、収入に対しての生活にかかるコストが高い街です。消費税や所得税などももちろん高額で、最近は不動産バブルのあおりを受けてレントまでうなぎのぼり。生活コストの高い街になりました。
ただそれでも、北米で住みやすい都市の1位をとり(2015年)、2014年に至っては世界で最も好きな都市の第2位に選ばれています。
また、カナダ国内の平均失業率が7%台なのに対して、バンクーバーは5.8%と低く、2015年だけでも新たに11万人もの雇用が確保されたようです。
この景気から今年、最低時給のアップが発表され、ワーホリには嬉しいお知らせです。
ちなみにカナダ国内のなかでもトロントのあるオンタリオ州と、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州だけは雇用状況が良いです。滞在先を決める一つのヒントになれば、と思います。
気になるワーホリの職探しですが、やはり最初から英語が完璧にできるワーホリメーカーは少なく、またビザの関係で1年以下しか働けないため、かなり職種に限りがありますが、それでもここでしかできない何かにチャレンジしてみてはどうでしょうか?
日系企業やレストラン、カフェなどはワーホリバイトの定番ですが、それ以外にバンクーバー経済を支える産業といってもいいのが映画産業なので、エキストラやCM撮影などのオーディションなどに積極的に参加してみるのも面白いかもしれません。
仕事の探し方としては、口コミはもちろんですが、やはりネットが強いと思います。応募自体もネットからできるところが多いです。
JPCANADAや人材カナダ、といった日系サイトは定番です。またcraigslist vancouverやkijijiといった
英語のサイトでも仕事は探せますよ。
ライター:yuki@バンクーバー