20161015-caカナダに渡航して初めて感じる、外からみた日本。日本にいては気がつかなかった、日本人以外の人が感じる日本について、カナダからの視点を書いてみたいと思います。

カナダ人は比較的、日本人、日本に対して友好的で、差別も少ない、というよりほとんど無いと思います。

カナダでも人気があるのは日本車、そして働く車も日本車、SONY や NIKON、CANONといった日本の企業も広く信用されている感じです。また、日本へ旅行や留学へいったカナダ人が非常に多く、至る所で「私も日本に行ったよ、日本はどこから来たの?」と具体的な出身地を聞かれることが多いです。

日本食、特にラーメンはここ数年大人気で、ラーメン専門店だけでも10数件あるバンクーバーでは
日本食大好きカナダ人も多く、食べ物の話をしだすと会話が弾みます。
日本人は家であまり寿司を食べない、というと大抵驚かれます。みな、家で寿司ばっかり食べてると思っている人、意外に多くて驚きます。

またバンクーバーでは桜祭りや、盆踊り、パウエルフェスティバルといった日本のお祭りが年に数回開催されており、そこでの屋台で楽しめるたこ焼きなどの屋台フードも人気で、日本食のバラエティーの豊かさに驚かれます。
このほか、カナダには先日トロントにユニクロもオープン。バンクーバーにはダイソーもあり、日本のリーズナブルなのに素晴らしい品質も人気があります。

私が個人的に感じることですが、カナダ渡航後、カナダ人に日本について聞かれることは特に困ったことも無いし普通の会話としていろいろ日本について話すことができますが、アジア系移民が想像以上に多いカナダでは、他のアジア諸国の方との会話の方がずっと気を使います。
歴史問題や、あからさまに日本人が嫌いな人も少なくありません。こういった事態に直面した時に
冷静な対応をとれるようにしておくことも重要だと思います。
また、親世代が移民でもカナダで生まれた2世、3世にはまたこうした日本人に対するネガティブなイメージが少なく、どちらかというと友好的なのが興味深いです。これもアジア人移民が多い、カナダの現状です。

最後に、写真はバンクーバーで開催された日本のお祭りでの一コマ。こうしてたこ焼きも広くカナダ人に受け入れられています。

ライター:yuki@バンクーバー


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