ノルウェーで見つけたお気に入りの物は「手編みの手袋」です。これは僕の誕生日プレゼントにもらったもので、10月の初旬ですが気温は既に一桁。ノルウェーで手袋は必須です。今回はなぜ「手編み」なのかということも併せてご紹介したいと思います。
ノルウェーではかなりの頻度で編み物をしている人に出会います。例えば電車やバスの交通機関の中、カフェや図書館などのくつろげる場所。大学の講義中に学生が編み物をしているなんて話も聞いたことがあります。あまりにも多くの人が日常的に編み物をしているのでその理由を編み物好きのノルウェー人に聞いてみました。
分かったこと
・編み物はクリエイティビティを養ってくれて気持ちをリラックスしてくれる。
・歴史というより、日常的に根付いているので特別なことをしているという感覚はない。
・寒さが厳しいのでウールを使って編み物をすれば温かい衣類が安く手に入る。
このインタビューも編み物をしながら答えてくれました。編み物は一度コツをつかんでしまえば手元を見ずに出来るようになってくるみたいなので、編み物と他の作業を両立させることができるらしいです。上級者になってくると4本くらいの棒針を操れるようになるみたいですが、僕には複雑すぎて出来そうにありません笑
ウールで作ってくれたこの手袋は温かいので日本に帰っても使いたいと思っています。
ライター:にしいたかひろ@ノルウェー(ブログ)