２０１５年よりエアカナダのLCC、エア・カナダルージュがバンクーバーから関西空港に直行便を就航しました。
これまで、カナダ本土からの直行便は全て成田、羽田のみだったので、大阪出身のわたくしは大喜び！ 早速ルージュに搭乗してみました。
ルージュは、５月から１０月までしか就航してもらず、冬の間は飛びません。なんなら年間通して飛んでくれると非常にうれしいのですが、今までのことを考えると、この半年間だけでも関空へ直行便が飛んでくれるだけでもありがたいです。
LCCだけあって、航空料金は夏場だというのに比較的お手頃。とはいっても、激安、までとはいきません。きもち、かろうじて安いかな？程度のお得感です。
しかし特筆すべきは、座席。私の乗ったどの飛行機よりもシートピッチが狭いです。日本人の私はともかく、体の大きな外国人は結構大変だろうな、というのが正直なところです。
そのかわり、追加料金を払えば、シートピッチの広い座席を先行予約できます。私は迷ったのですが、行きも帰りも狭いところで我慢するより、少しでも快適に過ごしたい、ということで片道１２０ドルの追加料金を払ってバルクヘッドとよばれる座席、前に誰も座っていないところを予約しました。これでなんとビジネスクラスほど座席の前に余裕があります。
ルージュにはビジネスクラスがありません。そのかわりエコノミーのちょっとアップグレード版が飛行機の前方にあり、ここも通常料金よりも高い料金にはなりますが、それでもビジネスよりは断然お安い値段で乗ることができます。搭乗時に見た座席は、パッと見ビジネスクラスのようで、とてもエコノミーの延長には見えませんでした。
また、機内にはモニターがなく、機内エンターテイメントは全てipadかiphoneなどのデバイスのみ。
ディバイスは１０ドルで機内レンタルすることもできます。乗る前に自分のipadやiphoneにエアカナダのアプリをインストールしておけば、安定飛行に入った後、機内のwifiでつなげて音楽やテレビ、映画などを楽しむことができます。個人的には、座席に備え付けられた画面よりも自分のipadで映画を見るほうがずっと快適でした。
関西空港でのエアカナダルージュのチェックインはコンピューターの画面で、自分で入力するようになっており、とても手早くできます。わからないことは地上係員がお手伝いしてくれるので、長い列に並ぶよりも数段手続きがスムーズになりました。
カナダ到着後の入国審査ですが、日本からの便が着く頃には世界中からの飛行機が同じような時間に重なって到着するので、結構な行列になりますが、その間に入国審査の予行演習でもしてリラックスして挑んでくださいね。
以上、エアカナダのLCC初体験でした！
ライター：yuki@バンクーバー
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