流儀なんていうと、ちょっと大げさかもしれないですね。今回は、デンマークの日本とは違った生活の仕方を紹介しますね。
食事が終わって、後片付け。さて、皆さんどうします? 残り物はラップをかけて冷蔵庫。そして、汚れた食器を洗いますよね。この残り物。全部が全部というわけではないのですが、特にサラダなどは冷蔵庫に入れずに捨ててしまいます。もったいなーい!!と義母のうちで叫んでからは、帰りにいつも持っていく?と聞かれるようになりました。
お肉とかは次の日のお弁当の黒パンの上にのせたりするので冷蔵庫行きなのですが、生野菜類は捨ててしまう人がほとんど。
そして食器洗い。日本ではスポンジに洗剤を付けて、汚れた食器を洗ってから、きれいな水ですすぎますよね。でも、デンマークでは違います。
まず、さっと皿等の汚れを落とします。次に洗い桶に熱湯をためながらそこに洗剤を2・3滴たらします。そうすると洗い桶は泡だらけ。さあ、そのたまったお湯でブラシを使ってお皿などをごしごしします。そして、洗い流さずそのまま食器布巾で拭きあげます。えーっ。ゆすがないの?という声がしそうですが、はい、ゆすぎません。叔母のいうことには、水の節約だそうです。
そして、この食器洗いは大抵の家庭では男性の仕事のようです。今では日本でもお父さんが台所に立つことも多くみられるようになってきましたが、デンマークでは昔から家事も分担。これは女性にとってはうれしい話ですよね。
今回の最後はプレゼントのお話し。デンマークでは誕生日・結婚式・洗礼式などとにかくいろんなパーティが開かれますが、招待状をもらうと同時にプレゼントのリクエスト表がついてきます。ついてない場合は、参加する返事をするときにプレゼントは何がいいの?と必ず聞くんです。そして、その中からプレゼントを選んでもっていくという何と合理的なシステム。しかも、お店でプ「レゼントです」というと、値段の上に日付のシールを貼られます。これは、プレゼントが重なってしまったり、希望のものでなかった場合など、この貼られたシールの日付までにお店に持っていけば、別のものと交換できるというシステムなんです。このシステムには本当に感動しました。だって、自分の本当にほしいもの・必要なものが手に入るんですからね。これ、日本でもできたらいいと思いません??
ライター:nao@でんまーく