ニュージーランドで暮らしていく上で、あると絶対便利な物…「薬」です。
私は職業柄、偏頭痛に悩まされる事が多くパソコンの前で、必死に頭痛と戦ってます。ワーホリや長期滞在に来られる方だけではなく、旅行や短期滞在予定の方も、もし普段から使っている薬があれば、持参した方が絶対に 良いでしょう。
ニュージーランドの薬は日本人には強すぎる、合わないという意見も聞きましたが、私の場合はむしろニュージーランドの頭痛薬が常備薬になっています。
有名な薬「PANADOL(パナドール)」は、とりあえずこれを飲んでおけば間違いないとキウイが自負する薬です。
職業病の様な慢性的な偏頭痛だけではなく、ニュージーランド・オーストラリアを含むオセアニア圏の強い日差しによる頭痛(実際に何度も私もやられました…)、風邪による頭痛
もこれでなんとかなります。
ちなみにパナドールは頭痛薬ではなく「PAIN KILLER(鎮痛剤)」として一般的には通っており、ちょっとした歯痛や怪我等の痛みがある時もこれを飲むとよいでしょう。副作用とし ては眠気がありますので運転は控えましょう、と後ろにも表記してあります。
風邪薬としては「NUROFEN(ニューロフェン)」。これも鎮痛剤なのですが、風邪薬として有名なもの。
何度もNZで風邪をひきましたが、一番効果があったのが「LEMSIP(レムシップ)」と呼ばれる粉状の薬でこれをお湯に溶いて飲みます。
正直、不味さが半端無いです。最初はルームシェアしている友人から頂いたのですが、何度もえづきながら飲みましたが、何故か飲んだ後襲ってくる眠気の心地良い事。次の日は大分良くなってましたね。
「PARACETAMOL(パラスィータモウと発音)」も解熱剤・風邪薬として有名です。
私はSickだというと、とりあえずパラスィータモウ飲め と言われるぐらいポピュラーな万能薬です。
実際に聞いているかどうかは別にして、頭痛でも腹痛でもこれを貰っているせいか「これを飲めばもう大丈夫だ」という妙な安心感はあります。
そしてニュージーランド最強(?)の痛み止め、その名も「TRAMADOL(トラマドール 愛称トラミー)」
実は違法ドラッグ的な効果を望んで使用する人や、中毒になってしまう人も多い危険な薬です。私は一度ドライソケット(親知らずを抜いた箇所が乾き、ばい菌に感染し炎症を起こす症状)になった事があり、痛みの酷い事!それは地獄でした。
それと帯状疱疹になり、それが丁度耳周りという事で酷い神経痛に悩まされた夜。これらの時にトラマドールを処方され、服用しました。
嘘の様に痛みが無くなり、ふわっと浮いたような感覚にとらわれます。映像や音楽がいつもより目についたり、耳に響く事がありましたね。
2日間何にも食べて無くても、ハンバーガーのコマーシャルは目を伏せたくなるほど食欲というものに興味がなくなります。
強力で強い影響を与える薬なので、処方は絶対に守ったほうが良い薬でしょう。処方箋が無いと買えない薬ですが、実はオークランドではたまーに見る事があります。
気になるこれらの、お薬のお値段ですが市販のもの、パナドールやレムシップ、ニューロフェン、パラスィータモウ等は大体9ドル〜20ドル程。日本と比べると若干高いかもしれませんね。処方薬は日本と同じぐらいでしょう。
Ellie@NZ