フランスワーホリ
フランスでの労働が許可されているワーホリビザを取得してフランスに来る人の多くは、フランスで働く経験をしたいと思っているのではないかと思います。

今日は、フランスで働く際に知っておくべきことについてお話したいと思います。

まず、2014年現在のフランスのSMIC(法定最低賃金)は時給で9.53ユーロ、週35時間労働を基本とした最低賃金の月額は1445.38ユーロです。

アルバイト先がいざ見つかり労働契約書にサインをする際には(後でがっかりすることがないように!)雇用主提示の給与額がBRUT(額面)なのかNET(手取り)なのかをしっかり確認しておきましょう。

ちなみに先述したSMICの金額は額面です。実際には額面給与の約2~3割程度の金額が社会保険料等で差し引かれ、その残りが手取りの金額となります。

また職場選びの際に頭に入れておきたいのが、フランスでは通勤交通費が必ずしも支給されるというわけではないということです。

日本で電車通勤していた私は交通費も会社で全額支給してもらっていましたが、フランスでは事情が異なります。

フランスの公共交通機関はストライキや遅れも頻繁にあるので、自宅から職場が離れていると少々厄介なこともあります。

私も一時期フランスでの電車通勤を経験しましたが、ただでさえ数少ない電車がストライキや工事の影響で間引き運転になったり、これでもかという位しょっちゅう遅れて、時間通りに職場に着くためには毎日かなりの余裕を持って家を出なければならず、交通費はもちろん時間もかかって大変でした。

公共交通機関の定期券については、基本的に雇用主が半額を負担することになっていますが、雇用形態によって支給額の割合も異なるので確認が必要です。

単発のお仕事等で交通費の支給がない場合、仕事の時間数によっては交通費を差し引くと手元にお金がほとんど残らないなんていうことにもなりかねないので、注意が必要です。

ちなみに、自宅から離れた職場に通わなければならない場合にフランスでよく行われているのが“Covoiturage”(コヴォワチュラージュ=車の相乗り)です。

同じ場所(都市)に行きたい人達が集って車の相乗りをし、ガソリン代や高速代金を折半するというものです。

私も、自宅からそう離れていないところに住んでいる人が職場にいることを知ってからはこの同僚とコヴォワチュラージュをし、通勤交通費、通勤時間共に半分以下に縮小することが出来ました。

たとえ収入がほとんどなくても、ある特定の分野で経験を積みたいという人も中にはいるでしょうが、上記のことも頭に入れて雇用条件をしっかりと確認したうえで自分の目的によって仕事を選ぶことが大切です。

たぬき@フランス


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