日常起こりうる犯罪から身を守るため日々注意しておきたいものでありますが、そもそもドイツではどのような犯罪に私たちが巻き込まれる可能性が高いのでしょうか。
筆者自身の経験としてはまず第一に、自動車の盗難が挙げられます。公共の自転車置き場で施錠していたのにも関わらず、愛車が忽然と姿を消したということが何回かあります。数時間後に戻ってみたら、サドルが盗まれていたこともありました。施錠に関しては、2重3重ぐらいしないと駄目かもしれません。
自転車続きになりますが、ドイツには歩道に併設されている自転車専用道というものが存在します。
滞在期間の浅いワーホリの皆さんの中にも、この自転車専用道に慣れていない故に走行中の自転車と接触する事故に巻き込まれる寸前だったという経験をお持ちの方も非常に多いのではないでしょうか。
住んでいる場所によっては、空き巣や押し入り強盗なんかにも気を付けたいところではありますが、そのような犯罪に巻き込まれない為にも、まず第一に住む場所についての情報を集めた上で、入居されることを薦めます。
その上で、ドアや窓の施錠を怠らない(オートロックと思わず、必ず鍵を少なくとも1回は回す)、近所の人と顔見知りになっておき、緊急時に助け合えるようにしておく等の基本的な対策を実践することが望まれます。
スリやひったくり、強盗などにドイツで遭わない為の基本は、お金があるかのように目立つブランドバックは持ち歩かない、開き口の広いバックの使用は控える、暗い夜道を1人で歩かないなど、日本での防犯対策を引き締めた感じで捉えておいてもらって良いかと思います。もちろん、席を確保する為にバックを置くなんてことは以ての外です。
最後に、もし何かの犯罪に巻き込まれてしまった場合は警察のお世話になることになりますが、ドイツの警察の番号、何と日本と同じなんですよ。110番、覚え易いですね!
元@ドイツ