前回は、クリスマスの飾りなどについてご紹介しました。今回はもう直前なので、まずはプレゼントをチェックしなくてはいけません。家族にはもちろん!
ただ、誕生日と同じでウィッシュリストを作ります。以前は、紙に書いて渡したりしましたが、デジタル王国デンマーク。これもアプリを活用します。Ønskeskyenというアプリで、ネットで見つけた欲しいものをこのアプリに保存します。そしてプレゼントをお願いする家族や友達に知らせます。それを見た家族たちが、希望のプレゼントを買うと、そのリストに購入済みのマークが付きます。まだ購入していない人は、違うプレゼントを選べるような仕組みになっています。
さて、プレゼントの次はクリスマス料理。別名肉祭り?
まずジャガイモは2種類用意します。普通に茹でたじゃがいもと、キャラメライズするじゃがいも。キャラメライズするジャガイモは、瓶詰めのものを使う人が多いようです。皮を剥く手間も省けます。
お肉も2種類。鴨と皮付きの豚肉。オーブンで焼くか、バーベキューで1日かけてじっくり焼くかはお好みで。赤キャベツは、これも瓶詰めがあるのでそれを買う人も多いようですが、やっぱり手作りの方が多いかな。
そしてデザートのライスプディング。これは、前日にミルクがゆを作っておく必要があります。また、アーモンドを忍ばせて、誰がそのアーモンドを引き当てるかゲームをするので、そのアーモンドも買わなくては! そして、当たった人にあげる小さなプレゼントもお忘れなく。
もう一つ大事な準備をしなくては。
クリスマスのディナーが終わると次はpakkeleg(パッケライ)と言うゲーム。
それぞれの家庭で少しずつルールが変わることもありますが、基本は大体同じ。サイコロを順番に振っていきます。6が出たら、テーブルの上にあるプレゼントを一つずつ取ります。このプレゼントはゲーム用に小さいものを用意します。中身はタワシや歯磨き粉だったり。そんな物ばかりだと飽きてしまうので、ちゃんとしたプレゼントも用意する人も。。
そして、テーブルの上のプレゼントがなくなったらこれからが勝負です。時間設定をし、再びサイコロを順番に振っていきます。今度は、6が出たら、プレゼントを持っている人から奪っていきます。タイマーがなったらそこで終わり。プレゼントを開けていきます。
と言うわけで、ホストの指定がなければ、一人あたり2、3このプレゼントを用意しておきましょう。金額的には50K R前後の安い物で十分です。
さあ、これで準備は整いました。みなさんgod jul!
ライター:nao@でんまーく