今年の冬もコロナ・・・しかも昨年は夏から秋にかけてかなり感染者が激減したので、収束に向かいつつあると思っていた矢先にオミクロン株の出現で、再びマスク生活になってしまいました。とは言っても、以前のようなロックダウンはなく、クリスマスも家族と一緒に過ごすことができ、街も賑わっています。

筆者もしばらく帰れていない日本をとても懐かしく思います。
デンマーク人は家族で過ごすことをとても大事にしています。日本で生活していた時は、私もですが、わたしの周りも、両親の小言はとても面倒に思い、親戚付き合いも冠婚葬祭の時しか会わないといのが普通でした。ですが、デンマークでは、小さい頃から近所のおじさんおばさんと親しげに話し、クリスマスやイースターなどではもちろん、誕生日には親戚を招いて誕生日会をするのが当たり前。独立しても、ちょくちょく食事を共にしたりと、家族で過ごす時間をとても大事にしています。
そんな両親との接し方や近所付き合いを見ていると、日本に帰った時は、今まで話したことのない近所の人に声をかけたり、ちょっと親に優しくなれたりします。次に日本に帰れる時は、親孝行しなくては。

クリスマスはデンマーク人にとって一大イベントですから、12月になれば、クリスマスイブの準備でみんな大忙し。家の中の飾り付けやら、お菓子作りなど、デンマークならではのクリスマスを過ごせますし、クリスマスツリーのまわりを歌いながらみんなで歩きまわったりと、日本とは違うクリスマスの過ごし方を垣間見ることもできます。

首都であるコペンハーゲンにすんでいても、ちょっと街中から出かけると、緑に囲まれた大きな公園があちこちにあります。陽気が少し暖かくなれば、芝生の上に寝転び、ゆったりとした時間を楽しみ、自然を肌で感じることができるデンマーク。障害者も健常者も一緒に暮らすことのできる豊かな福祉は、日本人にとって学ばなければいけないところだと思います。

そんなふうに、日本との違いを感じながら、デンマークの良さと同時に日本の良さも肌で感じることができるのは、実際にその土地に住んでみるからこそ。
今はコロナ禍でワーキングホリデーへの志も躊躇されているかもしれませんが、今だからこそできることもあります。
見聞を広げるにはまず一歩。前に踏み出してみませんか?

ライター:nao@でんまーく


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