img_5827ノルウェーのクリスマスは、ハロウィンが終わった直後から始まります。スーパーには、クリスマスグッズが並び、街中のお店は飾り付けがカボチャからサンタクロースに変わります。

ノルウェーでは、暗い暗い秋と寒い寒い冬を乗り越えるために、キャンドルが欠かせません。クリスマスの時期は特に多くのキャンドルが売り出されています。しかも、キャンドルの値段がとても格安なのです! それに加え、ヨーロッパの中でも極めて電気代の安いノルウェーでは、イルミネーションをやり放題なのです。ほとんどの家に必ず一箇所はイルミネーションや、電球を使った飾り付けが施されています。また、訪問客が居なくても玄関には、キャンドルが灯してある事も普通なのです。

火を見ると、人間の心が休まるという研究も出されいますが、ノルウェーは特に寒い国なので温かいものと切っても切れない関係です。家に居てもキャンドルを焚きますし、会社のラウンジにもキャンドルが焚かれています。スキーに行ったら蒔から火をおこしてみんなで暖をとります。因みにクリスマスマーケットにも暖をとる場所が設けられていました。

ノルウェーならではといえば、11月の最終日曜日は、「クリスマスの最初の日曜日」と呼ばれています。これは、4番目の日曜日まで続き、5番目が本番のクリスマスということになります。この時期から、ショッピングモールは普段は閉館日の日曜日も開館日となり、クリスマスの買い物に一層気合が入ります。キャンドルも、1〜4番の番号が振られて居て、1週間事に使い切るようにキャンドルを炊きながら、クリスマスを待つのもノルウェーならではです。

クリスマスといえば、赤と緑の装飾が思い浮かぶのは、世界共通だと思いますが、ノルウェーは、赤と緑で装飾するのはクリスマスに近づいてからです。それまでは、グレーや白系で装飾します。

今年は、12月に入っても暖かかったり(マイナスではない)、すごく冷え込む日あったりと不思議な感じです。雪を待ち浴びているノルウェー人は「まだか、まだか」と口を揃えて言っています。
ところで今年は、クリスマスイブとクリスマスが土日にかぶっています。振替休日制度がないノルウェーでは、今年のクリスマス休みがとても短い休みとなってしまいます。

ライター:森永@ノルウェー


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