3月11日の首相記者会見により、国境封鎖、公共施設閉鎖、飲食店等の閉鎖など、強気の政策が発表されましたが、それが功を奏して、感染爆発とはならず、回復傾向に向かっているデンマークです。
4月20日からは幼稚園から5年生までの学校が再開、理学療法士や歯科、美容院なども営業再開となりました次の緩和政策では何が発表になるのでしょう・・・一気に元に戻っては、1ヶ月頑張った努力が無駄になってしまいますから、少しずつ少しずつです。
とは言っても、デンマークは他のヨーロッパの国と違い、外出禁止ではありません。ですから、以前は多くの人がフィットネスセンターに通っていましたが、閉鎖になってからは、かなりの人が散歩をするようになりました。でも、すれ違う時は距離をとります。
スーパーマーケットは、レジに並ぶ時に間隔を開けるようにテープが貼ってありますし,レジの人との間には、銀行のようにプラスチックの板が立っています。グミキャンディなど,自分で袋に詰めるのがデンマークでは一般的ですが,これはどこのお店も撤去されました。
レストランの店内での飲食はできませんが,多くのレストランはテイクアウトメニューを作っています。
どこのお店にも消毒液が置いてあり、入る時、出る時、必ずシュッシュッとします。ですから今では、手荒れで悩む人が多いです。そのため、ハンドクリームがセールになったりしています。
残念なことに失業者も増えています。先の見えない生活に嫌気がさす事もありますが、今が頑張りどころです。
しかし悪いことばかりではありません。飛行機が飛ばない、リモートワークにより車出勤が少ないなどのお陰で、大気中の二酸化炭素が減っているせいか、空気がとても綺麗です。森を散歩したり、海辺を歩いたり、のんびり流れる空気を楽しんでいます。
みなさんもコロナに負けないように頑張りましょう!
ライター:nao@でんまーく