img_3358日本人にとってクリスマスは1年の中のちょっとしたイベントにすぎないと思いますが、ノルウェー人にとってクリスマスは大きなイベントです。この時期になるとほぼ全ての家がクリスマスツリーを飾り、窓際にキャンドルライトやクリスマス特有のイルミネーションを置くので、住宅街を歩いているだけでクリスマスの雰囲気を感じることが出来ます。

クリスマスマーケットが期間限定で大通りに現れていますが、町のイルミネーションや雰囲気は日本ほどの派手さはなく質素な感じです。というのはクリスマスの捉え方が日本とノルウェーでは違うからです。日本では一般的にクリスマスは恋人と過ごす時間と考えられています。多くの人がクリスマスに町のイルミネーションを楽しんだり、外でディナーを食べたりするので町の雰囲気もカップルが楽しめるような仕様になります。しかしノルウェーでは恋人だけと過ごす時間ではなく、親族が集まりクリスマスディナーを囲んで家族と過ごす時間と捉えられています。クリスマスイブは外食ではなく各家庭でご飯を食べるのが一般的なので、ほぼすべての商店が閉まります。日本人には感覚的に理解しにくいですが、日本のお正月に近いのではないかと思います。

img_336012月に入るとクリスマスに向けての準備も活発になります。特にクリスマスプレゼントの準備です。ノルウェーではクリスマスプレゼントをかなりの人数と交換します。聞くところによれば親戚と友達を合わせて10人以上なんていうのはよくある話です。そのためクリスマス出費がかさむので12月にもらえる給料の所得税は減税されます。消費税で充分、その税収を埋め合わせることができるそうです。実際に僕の給料もいつもより多かったので狙っていた冬用のブーツを買いました。笑
ノルウェーでワーキングホリデーを楽しむなら、このクリスマスの雰囲気は味わってほしいですね。日本とは違う落ち着きながらも盛り上がっているこの感じが僕は好きです。

ライター:にしいたかひろ@ノルウェー(ブログ


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