ポーランドは、EU加盟国でありながら独自の紙幣であるPLN(ズオティ)を採用しています。1ズオティ=約30円。

紙幣は10zl、20zl、50zl、100zl、200zl。
硬貨は1gr、2gr、5gr、10gr、20gr、50gr、1zl、2zl、5zl。(zl-ズオティ・gr-グロシ)

とたくさんありますが、よく使う紙幣は10zl、20zl、50zlですね。日本でもそうですが、100zl以上のような大きなお金を使うと店員さんに嫌がられる時があります。
200zlは滅多に見ません。

硬貨は、1gr、2gr、5grはよく見ますが、50grは見たことがありません。1zl、2zl、5zlは最もよく使う硬貨です。

ユーロやドルなら、日本人にとって馴染みがあるので、頭で変換するのは難しくないですが、ポーランドのズオティを円に変換するのには多少時間と慣れが必要です。
ただちょっとしたコツがあります。
それは、30をかけること。10PLNなら10×30=300円。必ずしもレートが30円とは限らないので、30という数字を使うのはあくまでも計算をしやすくするためです。
30は大きな数字なので暗算するのは容易ではないので、3だけをかけてから0を足す方法でもいいと思います。
例えば、60PLNなら60×3=180に0を加えて1,800円になります。

上記にあるように、ポーランドの貨幣にはズオティの他に小さなグロシというお金の単位もあります。1グロシ=2.8円ほどです。
ただ、このグロシが買い物をした際にお釣りとしてあるはずなのに、返ってこないことがよくあります。理由はたった1グロシなので、そこまで大きなお金ではないから。
最初は、お釣りが返ってこないので戸惑うかもしれませんが、ポーランドではよくあることだというのを覚えておきましょう。

ただし、もし1グロシでもしっかりお釣りはもらいたい人なら、レジの人に言えば大抵くれます。私も、最初「なんでお釣りがない!?」と思いびっくりしていて、店員さんに聞いたら1グロシを返してくれました。

最後に、ポーランドではレジにお釣りのお金(特に小銭)が用意されていないことがよくあります。そのため、店員さんはキリのいいお釣りになるように「あと何グロシ持ってる?「何ズオティある?」と聞いてくることがあります。

キリのいい数字のお金がない場合、小銭を取りに行くため多少待たされることがあるので、まずポーランド語の数字を優先的に勉強しておくことをお勧めします。

ライター:Kohei@ポーランド


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