海外で生活するにあたり、気になるのがその国の相場ですよね。もちろん医療などは言語の面からも深刻な場合は日本で受けた方が安心です。しかし、そんなに都合良くすぐに帰国することが出来ない場合も多いでしょう。多少の風邪などは、市販の薬でも十分ですが歯科治療などになると話は別です。

急に歯が痛くなった、欠けた、差し歯が取れたなど、歯に関わるトラブルは様々です。
では、それでは歯科治療にはどれだけかかるのでしょうか。筆者の場合、長年使っていた差し歯が取れ一本だけだったので高いといっても数万円くらいだろうと思っていました。しかしクリニックを訪れてみると、なんと約二十万円程かかるということで、とても驚きました。なんでも新しく型を取り作り替えないといけないらしく、予想外の出費となりました。(約一ヶ月分の給料だったので辛かったです。)現地の人に聞くと、ニュージーランドは歯科治療が高いため、インドやタイに行って治す人も少なくないのだとか。(交通費を含めてもそちらの方が安いようなのです。)

また、スーパーでも野菜や果物は旬でニュージーランド産の物でない限り、かなりお高くなっています。(物にもよりますが日本の1.5〜2倍の値段です。)郷に入っては郷に従え、という言葉の通り、今まで食べた事の無かったNZ産の旬の果物や野菜を買うようになりました。ちなみに、筆者のおすすめは以前紹介したフィジョアという熱帯環境で育つ果物で、現地の人にはバブルガムのような味といわれるグアバ科の果物です。これはスーパーやカフェなどで果物としてもジュースとしても、お菓子(チョコレートやクッキー、クランブルなどのケーキ類)としても売られています。また、農園以外でも栽培している家庭が多く、家の前に看板を出して量り売りしている光景もよく見られます。ご近所なら物々交換もありですね。

ところで、日常生活で着る服も、普通の下着類なら安く買える場合もありますが、インポートの物はなぜか他の国よりも少し高くなっています。筆者もセールの時には買いましたが、普通に売っている値段を見るとなかなか最初は手が出ませんでした。また、種類もそこまで多くありません。
筆者は、最初キウイの家族のベビーシッターをしていましたがその面倒を見ていた子供は沢山可愛い服を持っていました。なんだ!ニュージーランドにも子供用のお店もあるんだなと感心していたら、全てネットの通販で買った物との事。しかも日本のブランドが品質も良く、デザインも良いのでお気に入りらしいです。たしかに、品質が悪くて高いよりも、値段は少しするけど品質がよく長く使えた方がいいですよね。

このように、生活面での金銭事情は日本と比べ少し厳しくなりますが、筆者の場合はだからこそ、健康面には気を付け、買い物もよく調べてから行くようになりました。また、ローカルの人との関わりもとても大切にしています。逆境にいるからこそ、それを楽しんでみるのもありかもしれませんね。

ライター:Mii@NZ


ワーキングホリデー費用を節約しよう 台湾でワーキングホリデー ワーキングホリデー 広告募集中 フランス専門 ワーキングホリデーのサポートならミルジョワへ