pic1フランスに来て、日本で当たり前にある御手洗いの問題に悩みました。フランスの大都市では、最近は無料の御手洗が道端に設置されていますが、都心部になると有料のお手洗の金額が一回1ユーロという場所もあり、気軽に有料の御手洗を利用することさえ、考えてしまうことがあります。
普通は、レストラン等を利用したりお店の商品を購入した場合は、特別のトイレのドアコードがレシートに記載されていたり、無料でお店の御手洗が使えますが、パリ駅周辺等は最近はお店の利用者にさえ、お手洗が有料という場所もあります。実際に御手洗の問題では、フランス人も正直困っていることです。
地方では、大きなスーパー等にお手洗が無料で設置されていることが多いので、買い物もゆっくり出来ますが、御手洗が設置していないお店で買い物をする場合、お店の中もゆっくり見ていられません。そうなれば、お店側ではゆっくりお客さんに店内を見てもらえない等の損失が出て来ると思うのですが、改善される兆しがありません。

こんなフランスの御手洗事情の中でとても困ってしまうのは女性では、生理の問題です。
フランスに来て、最初に困ったのは、フランスの生活が慣れずに、ストレスで生理のサイクルがずれてしまい、予想もつかない時期に突然、生理が来て困りました。最初は、どこにナプキンが売っているのかも分からず、日本から持ってきたナプキンは使用時間が短いことや御手洗を探すことも困りました。
日本のナプキンは、薄型が主流になってきていますが、フランスでは御手洗の問題があるからなのか、ナプキンはとてもサイズが大きく厚いタイプが主流で、マックス8時間も使用出来ると商品には書かれています。実際は、8時間は厳しいので状況に大じて交換した方が良いでしょうが・・・。
さらに驚くのは、安いナプキンは安いのですが、個別包装ではなく、そのままナプキンが重ねて袋に一つに入っていること。その場合は、自宅用にして使う度にきちんと袋の封を締めれば充分に使えます。薄型の個別包装タイプもあり、羽付の商品等もあるので上手に使うと良いでしよう。
このように分厚いナプキンの持ち運びが面倒なのと、ナプキンの交換の心配があるので、フランスではタンポンを使う女性が圧倒的に多く、日本より驚くほどタンポンがたくさんあります。タンポンも8時間等の長時間タイプから、短時間タイプまであります。フランス国内で知らない場所に行くと、御手洗探しに必ずと言って良いほど困るので、状況に大じてタンポンを使うと良いでしよう。
また、突然生理になってしまった場合、フランスではお店が休日に休みだったり、田舎の方に行くとお店を探すのもたいへんなので、いつも鞄にある程度常備して置く方が安心出来ます。

フランスでは、日本以上に生理用品のCMが多く、生理のために具合が悪いことを男性に言うことも、男性側は気にしていない人が圧倒的に多いです。恥ずかしいからと言わないことで、御手洗探し等に迷惑をかけたりするので、状況を見て、男性であってもきちんと伝えましよう。

ライター:Miyabi@フランス


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