S__4300802香港で公用語は中国語と英語と規定されています。ただ、この中国語は香港の場合、広東語と普通語に分けられます。広東語は話し言葉のため文章の記述は普通語。要するに記載は普通語と英語のダブル表記(漢字の種類は簡体字)、話し言葉は人には依存しますが、広東語、普通語、英語が一般的です。ちなみに香港という字はHong Kong(ホンコン)と読むのは英語で、普通語だと Xiānggǎng(シャンガー)、広東語だとHēunggóng(ホンゴン)と読みます。

大抵の香港人の10代から40代くらいまでは、広東語、普通語、英語スピーカーです。中国人から言わせると、普通語の発音がちょっと違うそうですが。まぁ、私に言わせると英語もちょっと発音が違う。日本人が日本語英語を話すように、母国語の発生方法に依存するので広東語英語です。
あと、お国柄、間違っていても堂々と話すので、文法や発音が間違っている場合も多々。たまに私が間違っているのかと悩みます。(あとで調べると大抵相手が間違えているのですが)そこはお互いネイティブスピーカーではないので仕方ないで割り切りましょう。

香港でビジネスをする時には英語ができれば問題なし。ちなみに香港で使われる英語はイギリス英語。イギリスの植民地時代の影響です。日本でいう1階はGF(グランドフロア)、2階は1F。日本人同士で会話する時も混乱を招かないためにこの数え方をします。

ただ、香港人や香港企業と対等にビジネスしたい人は広東語が話せた方が良いです。私の友人は台湾人で英語も普通語は話せて、広東語は勉強中の彼女は深い溝を感じると言っています。あと一歩香港に踏み込むためには広東語が必要とのこと。また、何か揉めた時も最後は広東語になり、広東語スピーカーの知り合いがいないとビジネスを始めたりする上では大変な思いをするとも言われています。

どこをゴールにするかで必要な言語は変わっていくのが香港です。英語はイギリス英語が日本に比べ安く学べますし、広東語は中文大学で学ぶことができます。普通語の学校もいっぱいあり、新言語を学ぶには最適な場所ですよ。

ライター:elly@香港


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