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日本ではバレンタインデーというと、女性が男性に愛情の告白としてチョコレートを贈るということがほぼ定着していますが、ドイツでは、男性がパートナーである恋人や妻に愛情を示す日ということで、真っ赤なバラの花束を抱えた殿方をいつになく目にする日という感じです。

日本のように愛を告白する日ではなく、既にカップルである2人のための日ということなので、シングルの人は本当に一切関係のないイベントです。当然、日本でいう義理チョコ的なやり取りもありません。

こちらのバレンタインデーは、ここ数年の間にアメリカ辺りから輸入された感があるので、一応カップルのための日、男性がバラを送る日とは書きましたが、特別何もしないカップルも実際はかなり多く見受けられます。

日本だとお正月が終わると次はバレンタイン商戦という感じで、街中がバレンタインに向け、赤いハートやチョコのイラストで埋め尽くされていきますが、ドイツのバレンタインはそれに比べるとかなり冷めたものです。

個人的にこの風潮は、丁度ハロウィンに似ているかなと感じます。ドイツのハロウィンは、本場ではかなり盛り上がっているみたいだから、一応この日は仮装してパーティーでも行ってみるかな、みたいなノリなのです。ただハロウィンに関しては、年々アクションを起こす人が増えてきたみたいで、去年ぐらいから子供たちも仮装して近所にお菓子をもらいにくるなんてことも増えました。

そんな訳で、もしかしたらバレンタインも数年後には今よりは盛り上がっているかもしれません。

ともあれ、日本のバレンタインの習慣はかなり特徴的なものだと思うので、こちらに来ている女性のワーホリメーカーの皆さんは、日本はこうなのよ!と日本文化の紹介がてらドイツ人にチョコレートをプレゼントしてみても良いんじゃないかなと思います。

元@ドイツ


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