20160312-au私は約12年ワーキングホリデービザ・留学ビザ申請の代行サポートに携わっています。
今回より連載として、「プロ目線のワーキングホリデービザ取得方法」と題して、各国順番に書いてみたいと思います。
ワーキングホリデーに行きたいけど、どこの国か決めかねている、という方は是非参考にしてみてください。

第1回は、安定した人気のオーストラリアになります。
オーストラリアのワーキングホリデービザ申請の特徴は、「シンプルで早く取れる」ことです。インターネット上でもたくさんの「申請マニュアル」なるものが出回っており、それを見ながら行えば、よほどのことがない限り申請に失敗することはないと思います。

しかも、以前は申請から数日かかっての申請許可でしたが、今現在は「48時間以内」と定義されています。しかし! 実際は申請を済ませて数分で許可されることがほとんどです。初めてやる方は「こんな直ぐで本当に取れてるの!?」と逆に心配になると思います。実際、取れてるんです!!

ちゃんと確認、審査なんてしてるのかと思うほどですが、このスピードなので、たぶん人ではなく何かシステムが構築されているのかと思います。

ただ、ここからが注意点です。

1.インターネット上にあるマニュアルサイト
世の中やはり意味もなくタダというのはなく、この無料で公開されているマニュアルサイトにもやはり意味があります。
(その意味は今回は伏せます)
この意味のために行っていて、実際に代行サポートをしているわけではないので、
こまめな更新がされていない古い手順も中にはあります。それを見てしまうとオンライン申請の入力にズレが出ます。
なので、このようなサイトを利用する場合は必ず更新日を見てからにしましょう。
中には数年前のものもあるので十分に気を付けてください。

2.中には簡単に取れないケースもある
上記で48時間以内(実際は数分)と書きましたが例外もあります。
それはご自身の経歴により、「大使館指定病院での健康診断」になる方です。
主な例では、
・日本以外の国にここ5年以内に3ヶ月以上滞在した方
・オーストラリアで医療・福祉。幼児施設などで活動する方
・既に語学スクール通学が決まっている方
このような情報を入力すると健康診断になります。

3.過去にマイナスの経歴がある方
犯罪歴、違反歴、入国拒否、オーバーステイ、ビザ却下歴などがある方もやはり簡単には取れません。このような経歴がある方は無理をせずに、まずは専門家に相談するのをお勧めします。

4.申請はクレジットカード決済をしないと完了しない
ビザ申請には申請代金がかかります。この費用はクレジットカード決済になるので、無いと申請が出来ません。このカードは自分名義以外のものでも対応可能です。

このような注意点をクリアに出来てはじめて「簡単に取れる」なので気を付けてください。逆に言えば簡単だけに、申請に入力情報の間違いもしやすく、後で気づくと修正には時間がかかります。修正となるとimmigrationに英語で直接問い合わせなくてはいけません。

相談で多いのが、
「自分で申請をしたのですが、途中で分からなくなり、東京のオーストラリア大使館に問い合わせたのですが助けてくれません・・」
という内容です。本当に多く相談されます・・
東京の大使館は一切審査に関係していないので、冷たいぐらいに言われます。
「オーストラリア国内で申請は行っているので、そちらに直接お問い合わせください」と。

とにかく個人申請の相談は多いです。
・作ったアカウントのIDやパスワードを忘れてログイン出来ません
・健康診断になったのですが、そこから操作が分かりません
・申請を完了したのに結果が届きません
などなどです。

実際、全て解決方法は存在し、オンライン申請の専用サイトに注意書きや対処方法として記載がされています。ただ、全て英語なのでサイトマニュアルに書かれていること以外になるとお手上げとなってしまいます。

まとめとしては、節約のために自分で頑張るか、心配・面倒なのでプロに頼むか、
どちらがいいとも言えませんが、自分の性格から判断すると良いのかと思います。
自分でやる方は、事前リサーチが出来、何かあっても根気よく対応できる人かと思います。

「ビザ申請.COM」運営 国際コミュニケーションセンター@永岡


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